斎藤工「感覚のブレーキがかかっていない」『ほん怖』主演で自身の心霊体験を披露

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そして、中条が主演する「閑却の社(かんきゃくのやしろ)」は、真っ暗な闇の中をさまよい続けるという夢を見る日が続いていた飯田真美(中条あやみ)が、ある日、夢の中でたどり着いた真っ暗な祠の中にあるものを見つけ、とんでもない事態に遭遇する。

『ほん怖』出演について中条は「自分が画面の中から皆さんを怖がらせる立場になるっていうのが不思議ですけど、光栄です」と意気込みを語り、「暗いというシチュエーションだけでも怖いのに、今回の話はそれだけじゃ終わらないんです。短い話なのに、究極に怖い要素がたくさん入っていた」と台本を読んだ感想を語った。

そして、観月が主演するのが「奇々怪々女子寮」。とある事情を抱え、寮生活を余儀なくされた山岸裕美(観月ありさ)は、ある日、かび臭さの漂う寮の自室で違和感を覚え、触れてみた畳が、雨漏りもしていないのに冷たく湿っていることに気付く。はじめて会うはずの隣人(伊藤修子)からは、「“今度は”静かにしてよね」と身に覚えのない言葉をかけられるなど、不可解なことばかりが起こる。さらに、同僚の金子真琴(足立梨花)と励まし合いながら懸命に働いていたが、一人また一人と同僚たちは寮を後にする……。

「久しぶりに怖いホラーへの出演が決まって楽しそうだなと思いました」と、出演が決まった際の思いを振り返ったのは、観月ありさ。テレビの連続ドラマの主演を24年間連続で務めている彼女だが、意外なことにホラー作品に出演するのは、1991年の映画「超少女REIKO」以来となる。

観月に心霊体験について聞くと、“よく出る”と当時噂になっていたラジオ局の夏の企画で、本番前に局内の心霊スポットを見に行くことになった際のエピソードを披露。録音テープと機材を持ち、古い日本人形など、使わないものが置いてある部屋に行って写真を撮ってみたところ「十字架のような光が写真に写っていた」のだという。さらに、本番放送中には「最初はつんつんと、裾を引っ張られたような感覚があって。自分のスカートでも踏んじゃったかな、と思ってしゃべりながら下を見ても何もなくて、またしゃべっていたら、今度は2回、強い力で(霊に)腕を引っ張られたんです」と恐怖体験を語った。また、視聴者には「私も含め、ホラーファンの方ってたくさんいると思います。ぜひたくさんの方に見ていただいて、“ゾワァ~ッ”と寒い思いをしてほしいな、と思います」とメッセージをおくっている。

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