人気アイドルグループSKE48の17枚目のシングル「コケティッシュ渋滞中」（3月31日発売）の発売を記念して、3月28日、29日の2日間にわたり同曲のスポットCMがBSフジをジャック。さらに29日23時から発売記念特別番組『BSフジ×SKE48～神対測定～』を放送する。このほど番組のスタジオ撮影が行われ、参加メンバーが取材に応じてくれた。

番組では、ファンに愛されるために必要不可欠な“神対応”の能力を調べるため、「BSフジのゴールデンレギュラー冠番組、BSフジ公式テーマソング、ニューヨークでのミュージックビデオ撮影、ハリウッド映画×BSフジの共同制作ドラマ」という制作費15億円のビッグプロジェクトのオーディションという設定で、ドッキリをメンバーに仕掛けていく。スタジオでは、その様子をVTRで振り返り、メンバー同士で神対応ランキングを作成する。最下位のメンバーには罰ゲームが待っている。

この日、収録に参加した東李苑、磯原杏華、内山命、大場美奈、佐藤すみれ、須田亜香里、高柳明音、竹内舞、都築里佳、宮澤佐江、山下ゆかりが、スタジオ収録前に取材に応じ、ドッキリを受けたときの自身のリアクションの手応えや、メンバー内の神対応についてなどを語った。

＜インタビュー＞

――SKE48メンバーの中で一番“神対応”だと思うのは誰ですか？

磯原杏華
「あかりん（須田亜香里）です。握手会でファンの方に、“あかりんぐらいの対応をして欲しい”と言われることもあります」

佐藤すみれ
「あかりんですね。誰にでも平等に笑顔を振りまく姿や対応はすごいです」

竹内舞
「私もあかりん……と見せかけて松村香織さんです。結構、毒舌で炎上させるキャラだと思われがちですが、メンバーの誰に対しても同じように接していて、握手会でも最初から最後まで自分から動いてファンの方々に接しているので、意外とこの人すごいなと思いました（笑）」

山下ゆかり
「山下ゆかりちゃんですかね。あれ、知らないですか？　SKE48の秘密兵器と言われているんですけど。Googleで調べていただければこんな子がいたんだって知っていただけると思います（笑）」

都築里佳
「宮澤佐江さんです。ちょっと抜けているところもあるんですが皆に優しいです。握手会というとあかりんかもしれないですけど、メンバーに対する気配りとかすごいと思います」

内山命
「私だと思います。神対応できているというより、メンバーにも同じように接したいし、神対応ができるようになりたいという意味でお願いします」

大場美奈
「古畑なおちゃんです。最近、個人的に“亀みたい”と言ってすごく可愛ってくれるんです。あかりんとはちょっと違うんですけど、握手会でファンの方の愛し方もすごくて、両手で下から見る感じが新しくて、“ダースー（須田）にライバル現る！”と思って見ています」

東李苑
「一人に絞れないです。普段からメンバーが李苑に対して優しくしてくれて、優しいメンバーばかりなので、それぞれの良さを持った神対応だと思います」

宮澤佐江
「私はみこってぃ（内山命）ですね。彼女は神対応になりたいと言っていますが、なれていますよ。年下の子たちにも同じ目線で接してくれるし、急な頼まれごとがあっても文句ひとつも言わずに“任せてください”というオーラを出してくれます。すごい神対応だと思います」

内山
「ありがとうございます。すごい嬉しい！　この音源ほしいです！　毎日聞きます（笑）」

須田亜香里
「私の存在をここまで認めてくれるファンの皆さんだと思います！　人間てギブ＆テイクで、返ってくるものがあるじゃないですか。私が神対応というよりは、ファンの方々が私に神対応してくださっているから、成り立っているんだと思います。どやーーー!!（笑）」

メンバー
「うわー」「流石だわ～」「そういうこと言う」「ずるいわ～」

高柳明音
「あかりんの最高の神対応が聞けたので視点をずらして大矢真那さんです。真那さんの返しが普通じゃなさすぎて、バラエティでも本当に意味のわからない言葉が急に飛び出してくるのが大好きなんです。それと真那さんのイラストが本当に好きで、絵が本当に画伯なんですが、紙を渡したときの対応が神対応だと思います」

――ドッキリの自分の対応を振り返って、自信はありますか？

宮澤佐江
「他のメンバーがどういう対応をしたのかまだわからないですが、さっき楽屋で話していたら、みんな“私が1位だと思う”と言っていたんですよ。少なくとも最下位はないだろうとみんな思っているみたいなので、そこはバチバチしています。でも、李苑は苦い飲み物を飲んだときの対応に自信がないみたいでしたけど……？」

東李苑
「自分が思ったことをハッキリと言っただけなので、苦いものは苦いですし、臭いものは臭かったんです……。でも、反省はしてないです（笑）」

宮澤佐江
「私も苦いのを飲みきれなかったことに悔いが残っていますね。きっと、あれを飲みきっていれば確実に1位だったと思うんですよ。だけど、ちょっとギブでした（笑）」

東李苑
「途中でコレおかしいやつだってちょっと思ったんですけど、半信半疑になっちゃってバラエティ的な能力も出せず、でも本当かもしれないと信じている部分もあって、一番微妙な感じになっちゃいました」

竹内舞
「私は全部飲みきったんです！　でも、1回だけ私もミスしたと思っている部分があって、それが心残りです。それさえなければ絶対に私が1位だったと思います」

――これまでに「神対応した！」と思ったことはありますが？

須田亜香里
「私、本当に誰とでも話すのが好きなんですが、ある日、東京から名古屋に新幹線で帰るときに、偶然隣になったお酒を飲んだおじさまと1時間半おしゃべりして帰ったことです。すっごいたくさん人生の話をしてくださって、最後には名刺を下さいました（笑）。「お姉ちゃん、東京で何してたの？」と聞かれても「ひ・み・つ！」と言って、SKE48のメンバーというのも最後までわかってないと思います。そのときは本当にすごく楽しくて人生観が広がりました。むしろ神対応していただいた話ですね（笑）」

竹内舞
「私、可愛い子とかちっちゃい子が好きで、そういう子たちの素の表情が写った写真とかをアップしたら、ファンの方々からこんな顔もするんだねって言われたんです。最近は舞台とかあって明るくなりましたけど、最初りょうは（北川綾巴）の表情がすごく硬かったんですよね。そんなときに楽屋で“りょうは可愛い”って写真を載せたときに、ファンの方に“りょうはってこういう顔するんだ。載せてくれてありがとう”と言われたときは、こういうのがファンの人は嬉しいんだなって実感しました」

東李苑
「ミュージカル『AKB49～恋愛禁止条例～』が終わったときに、どうやったら感謝の思いや気持ちを伝えられるかを考えて、2日かけて手作りのお菓子を作って、それをスタッフさんたちに渡したら思った以上に喜んでいただいたので良かったと思いました」

――リリースされる新曲「コケティッシュ渋滞中」はどんな楽曲でしょうか？

磯原杏華
「仲の良い女友達がどんどんキレイになって注目が集まっていく中、その子への気持ちに気付きながらも、その思いを伝えられないモヤモヤとした甘酸っぱい気持ちが描かれた楽曲です。そんな片思いを描きながらも、それとはかけ離れたSKE48らしくコロコロと切り替わるダンスにも注目して欲しいです」

――ミュージックビデオの撮影で印象的だったことは？

佐藤すみれ
「私、水族館が大好きで、ずっと海の仲間と共演したいと思っていたんです。今回は名古屋港水族館の撮影があったのですが、そのチームに運良く入ることができて、そこで大好きなイルカと共演できたのが嬉しかったです。自分が踊っている後ろにイルカたちが大水槽の中にいて感動しました」

東李苑
「私も水族館で一緒に撮影したのですが、なかなかシャチが良いところに来てくれなくて、シャチに“こっちにおいでー”って何回も言ったりしながら撮影しました。でも本番ではなんとか来てくれて、最後の方に映っているのでそこは見どころです」

――『バンザイVenus』（2011年3月リリース）のMVでも使われた商店街で撮影されていますね。

須田亜香里
「めっちゃ自分の話なんですが、『バンザイVenus』のときに2サビくらいの笑顔がめっちゃ可愛く映っていたんです。今回も2番くらいで笑顔がすごい可愛く映っていて、私にとって“MV×名古屋の商店街”の組み合わせは最高に可愛く映るスポットなんだなって実感しました（笑）」

――最後に、BSフジでCMジャックすることについて

宮澤佐江
「この番組を見たいと思って貰えて、SKE48にも興味を持って貰えたら嬉しいです。ひとつのチャンスかなと思います。ぜひ、ご覧ください。よろしくお願いします！」