<ネタバレ>佐々木蔵之介“橘高”​​、菅田将暉“整”から心の闇引き出され号泣「感情移入した」

公開: 更新:

菅田将暉が主演を務める月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)の第9話が、3月7日に放送。ネット上では、橘高勝(佐々木蔵之介)の感情が揺らいだ号泣シーンに多くのコメントが寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。

田村由美による累計発行部数1300万部突破の大人気同名コミックが原作の本作は、菅田演じる天然パーマがトレードマークの主人公・久能整が、淡々と自身の見解を述べるだけで事件の謎も人の心も解きほぐしていく令和版・新感覚ミステリー。

美吉喜和(水川あさみ)
美吉喜和(水川あさみ)

ストーカーに殺された美吉喜和(水川あさみ)の元パートナーで、大学の准教授・天達春生(鈴木浩介)から、山荘で行われるミステリー会に誘われた整。メンバーは、整、風呂光聖子(伊藤沙莉)、天達の同級生の橘高、蔦薫平(池内万作)、そして蔦の知り合いのデラ(田口浩正)、パン(渋谷謙人)​​だ。

2日目。整はメンバーに推理を語り始めた。事前に天達から「1人だけ嘘をつく人がいるだろうから、見ていてくれないか?」と言われていた整は、それが橘高​​だと言い当てる。「あの日の朝に時間を巻き戻せたらな」と言っていた橘高に整は「ちょっと変だなって。タイムマシーンで過去に戻って犯行を止めたい、って言うならわかるんです。でも時間を巻き戻すだけじゃ止めることはできない。犯行に関わってない人間には。だから巻き戻すってことは、あなたが何か行動を変えれば犯行は止められるってことですよね? 橘高さん、自分の行動の何を変えたいんですか?」と問いかける。

さまざまな証拠が揃い、逃げられないところまで追い詰められた橘高​​は、喜和にお願いされたことを遂行しようとした結果、不注意でストーカーに喜和​​の居場所を伝えてしまったことを明かす。蔦からは、​​警察に連絡すればよかったと咎められるが、橘高としては​​​​自分のミスを知られたくなかった。

その後、彼がミステリー会に参加した人を皆殺しにしようとしていると指摘した整。化けの皮が剥がされた橘高は、開き直りつつ、自身の境遇を語る。そして「君も俺を恨めばいい。喜和さんを殺したのは俺なんだから​​。腹が立つだろ。ののしっていいよ」と整に告げた。

しかし「それは違うと思う。僕はストーカーに腹が立ちます」と整。喜和​​の事件は、橘高​​のせいではなく、ストーカーが起こした事件。なぜ被害者が逃げて隠れて“殺される”と怯えながら、やっぱり殺されなければいけないのか。

橘高​​は人の役に立とうとして犯罪に巻き込まれただけ。本来はケアをされるべき人間なのだ。「問題なのはミスをしたことじゃなくて、それを話さなかったことです」。そうして整は、橘高​​​​の胸に秘めた思いもすべて解き明かしていく。心の闇が浄化された橘高​​は涙を流して……。

久能整(菅田将暉)、風呂光聖子(伊藤沙莉)
久能整(菅田将暉)、風呂光聖子(伊藤沙莉)

ネット上では、橘高を演じた佐々木の“泣きの芝居”に圧倒された人も多く​​「落涙に感嘆」「めちゃくちゃ感情移入した」「熱演素晴らしかった」​​とのコメントがあった。

次回第10話は3月14日に放送。整は、焼肉店・店員の沙也加(志田未来)​​と出会う。

画像ギャラリー

PICK UP