千原ジュニア、不気味な殺人鬼“平成の切り裂きジャック”役に「ハマってた」

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菅田将暉が主演を務める月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)の第5話が、2月7日に放送。ネット上では、菅田と小日向文世​​の会話劇に絶賛の声が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。

田村由美による累計発行部数1300万部突破の大人気同名コミックが原作の本作は、菅田演じる天然パーマがトレードマークの主人公・久能整が、淡々と自身の見解を述べるだけで事件の謎も人の心も解きほぐしていく令和版・新感覚ミステリー。

久能整(菅田将暉)、牛田悟郎(小日向文世)
久能整(菅田将暉)、牛田悟郎(小日向文世)

爆弾魔事件解決後、転倒した整は、検査入院することに。その日の夜、隣のベッドの牛田悟郎(小日向)から声をかけられた。彼は定年退職した元刑事だと言い「面白かった事件の話でもしてやろうか?」と、過去に担当した事件のことを語りはじめた。しかもクイズ形式で整に謎を解かせる始末。整は嫌々ながらも類まれなる推理力で2問正解した。

3問目に出てきたのは、約20年前に起きた未解決事件だった。売春を生業としている女性が次々と殺される殺人事件で、容疑者の男はすぐに特定されたという。なぜならば、多くの証拠を残し、目撃者がいても気にせず犯行に及んだからだ。男の名前は羽喰玄斗​​(千原ジュニア)。牛田は彼について「ムショを出たり入ったり繰り返している化け物みたいな男で、“平成の切り裂きジャック”と呼ばれていた」と紹介した。

牛田悟郎(小日向文世)
牛田悟郎(小日向文世)

ある日、売春している女性から保護してほしいと連絡があり、現場にかけつけると、女性の死体と、先に到着していた相棒の​​霜鳥信次(相島一之)​​が刺されて重症を負っていた。霜鳥​​は一命を取り留めたものの、羽喰はそのまま姿を消した――。話を聞いた整は、犯人・霜鳥説を指摘。その推理に苛立つ牛田だが、驚きはしなかった。

じつは、牛田は霜鳥​​が容疑者だという証拠を掴んでいたのだ。証拠を隠蔽したため、刑事としても負け、病気にも負けると自虐する牛田に、整は「どうして闘病と言うんだろう。“闘う”と言うから勝ち負けがつく」「勝ち負けがあるとしたらお医者さんとか医療ですよ。その時点で医療が負けるんです。患者本人が、あなたが負けるんじゃない」。牛田は“闘いではなく治療だ”という整の言葉に笑顔となり、ある決断を語り始める。

牛田悟郎(小日向文世)、霜鳥信次(相島一之)
牛田悟郎(小日向文世)、霜鳥信次(相島一之)

ネット上では、牛田と整の会話のみの対峙に「満足度が半端なかった」「痺れる」の声が。“吉本のジャックナイフ”と呼ばれたジュニアが切り裂きジャックを演じたことから「見事な配役」「不気味さが素晴らしかった」「ハマってた」とのコメントがあった。

次回は2月14日に放送。ひょんなことから出会ったライカ(門脇麦)が指定する時間に温室へ行くと……。​​

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