窪田正孝“唯織”、仕事に悩む人を救う言葉に「聖母」

公開:

窪田正孝が主演を務める月9ドラマ『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)の第9話​​が、11月29日に放送。ネット上では、五十嵐唯織(窪田)の心を救う言葉に「聖母」との反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。

2019年に放送された『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』の続編。写真には必ず“真実”が写ると信じている天才放射線技師・唯織を主人公に、放射線科“ラジエーションハウス(通称:ラジハ)”に属する、患者の病やけがの根源を見つけ出すエキスパートたちの戦いをリアルに描く。

医療メーカーの営業マン・山田福造(石井正則)がやってきた。造影剤を販売しようとしてきたが、在庫が十分あるという理由で追い返す形に。やりとりの中で、違和感をもった唯織は、帰り際の山田に「耳が聞こえづらくなっているのではないか」と質問した。耳鼻科を受診した結果、ストレスが原因だと判断されたらしい。彼は、唯織にたくさんの資料を渡して帰ってしまった。

山田は仕事がうまくいかずに悩んでいた。ひょんなことから同じ境遇だと分かった田中福男(八嶋智人​​)を誘って転職も考えるが、妻から一蹴されてしまう。唯織は彼が渡してくれた資料を見て驚く。病院で働く人たちのために講演会へと足繁く通い、貴重な資料を入手していたのだ。

五十嵐唯織(窪田正孝)
五十嵐唯織(窪田正孝)

そんな中、2人の急患が運ばれた。一方の治療で手が空かない唯織は、山田に連絡をとって、もう1人の急患を対応するよう指示。山田なら参考になる資料をもってきてくれると考えたのだ。彼の思惑通り、山田が学術論文をもってきてくれたおかげで、ピンチを脱出した。

その後、唯織が山田の難聴の原因を特定。めまいの症状があったことから、その原因が耳の中にある3mmの骨・アブミ骨の骨折であることが分かった。唯織は、ピンチを脱出した急患の件は、放射線技師、放射線科医、医療メーカー、このどれか1つでも欠けたら見つけることができなかったと訴える。

耳の中も同じ。耳の中には小さな骨が3つあり、それぞれがバランスをとることで、音が聞こえるという。「どれか1つでも欠けたらダメなんです。どんなに小さくて取るに足らない存在に思えても、必ず意味はあるんです」。この言葉に、山田はもちろん、転職を考えていた田中も心を動かされて……。

ネット上では、悩む人を救う唯織の言葉に「感慨深い」「説得力を与えてくれる」「素晴らしいストーリー」「聖母」とのコメントがあった。

次回第10話は12月6日に放送。郷田一平(工藤阿須加)に声をかけられる唯織。一平は「どこかで会ったのではないか」と言い出す。

PICK UP