窪田正孝“唯織”、結婚に対しての価値観に「言葉が刺さる」

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窪田正孝が主演を務める月9ドラマ『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』​​(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)の第4話​​が、10月25日に放送。ネット上では、​​幸せの価値について語った“ある台詞”に共感の声が多かった(以下、ネタバレが含まれます)。

2019年に放送された『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』の続編。写真には必ず“真実”が写ると信じている天才放射線技師・五十嵐唯織(窪田)を主人公に、放射線科“ラジエーションハウス(通称:ラジハ)”に属する、患者の病やけがの根源を見つけ出すエキスパートたちの戦いをリアルに描く。

黒羽たまき(山口紗弥加)がぎっくり腰になってしまった翌日、母・るり子(中田喜子)が病院を訪ねてきた。彼女の目的は、たまきの婚活。結婚相談所のパンフレットを持って「今から登録しに行きましょう!」という。彼女は結婚するつもりがないため、当然拒否。「あなた40(歳)よ? 今結婚しなかったら一生独身よ。孤独死まっしぐらよ?」と言われたが、やはり拒否した。

黒羽たまき(山口紗弥加)
黒羽たまき(山口紗弥加)

そんな中、ラジハチームがるり子を招いて食事会を催す。途中で帰ると言い出した娘を追って、るり子が転倒してしまう。病院に搬送されたものの、大事には至らなかった。

るり子の親心を聞いたたまきは、結婚相談所のパンフレットを持ちながら「親を安心させるためには、こういうのもありなのかもね」とつぶやく。そんな彼女に唯織は問うた。

「結婚したら安心ってできるんですか? 家族の誰かが病気になったり、仕事がうまくいかなかったり、夫婦仲がうまくいく保証なんてどこにもないですよね? 子供のことを思う限り、たぶんですけど、親の心配って尽きないんだと思います。僕は好きな人と結婚するなんて、もう夢のまた夢の夢で想像できません。でも今、みなさんと働けて心から幸せです。そう思っています」。

五十嵐唯織(窪田正孝)、甘春杏(本田翼)
五十嵐唯織(窪田正孝)、甘春杏(本田翼)

彼は、大腸検査に難色を示している堀田成美(臼田あさ美)のために、長らく調べものをしていた。たまきから「まだ調べてんの?」とツッコミを入れられると「検査は病気を見つけるためだけにあるんじゃないと思っています。検査して、健康だって分かったら、その人は元気になれます。で、その人の周りは安心できます」と唯織。彼は、たまきのある言葉で活路を見出す。

ネット上では、唯織の結婚についての考えに「いいこと言う」「幸せの価値観はそれぞれ違うよね」「唯織くんの言葉が刺さる」「鋭い!」とのコメントがあった。

次回第5話は11月1日に放送。院長の灰島将人(高嶋政宏)から呼び出しを受けた小野寺俊夫(遠藤憲一)は、人件費削減のため、技師の中から早期退職者を1人選ぶよう命じられる。

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