田中みな実、天才ヴァイオリニスト役で『ラジハII』出演

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田中みな実が、10月4日に90分SPでスタートする月9ドラマ『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)に出演する。田中が、月9ドラマに出演するのはキャリア初となる。

『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』は、現在「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の同名コミックが原作。2019年に放送された『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』の続編で、写真には必ず“真実”が写ると信じている天才放射線技師・五十嵐唯織(窪田正孝)を主人公に、放射線科“ラジエーションハウス”に属する、患者の病やけがの根源を見つけ出すエキスパートたちの戦いをリアルに描く。

田中が演じる宝生真凛(ほうしょう・まりん)は、天才ヴァイオリニスト。コンサートの開催を発表すれば、チケットは即完売。この日のコンサートでも、美しい音色を奏でていた真凛だったが、突如ステージ上で倒れ込んでしまう。騒然となる音楽ホール。すぐさま甘春総合病院に運ばれるが、どの検査でも異常を見つけることができない。しかし一方で、真凛の左手の力はどんどん失われていき、もう二度と演奏できなくなるのではないかと、引退報道までささやかれてしまうことに。真凛の身に一体何が起きたのか?

田中みな実
田中みな実

<田中みな実 コメント>
――天才ヴァイオリニスト役を演じるにあたって。

最初、どの程度ヴァイオリンを弾ける状態が望ましいのだろう……と不安でした。

――楽器の経験は?

子供の頃にピアノ、ヴァイオリン、クラリネットを習っていたのですが、“やらされていた”感覚で、決して好きではなかったんです。特に苦手だったヴァイオリンにここでまた挑戦することになろうとは。役者の仕事はおもしろいなと感じました。

――ヴァイオリンの腕前は?

安定した音を出すだけで難しい楽器なので、かなり苦労しました。実際にヴァイオリンをやられている方々も今作をご覧になるかもしれないので、不自然にみえないように練習を重ねました。

――“月9”という枠のイメージは?

今も昔もドラマを見るのが大好きで、“月9”は欠かさず見ています! 私が学生の頃の“月9”はラブストーリーが多かった気がします。“木村拓哉さんが出ている”のが“月9”というイメージもありました。特に、『HERO』第1期(2001年1月期)は強く記憶に残っています。『プライド』(2004年1月期)や『エンジン』(2005年4月期)も大好きで繰り返し見ていました。

――そんなテレビで見ていた“月9”に初出演することについて。

ドラマ好きにとって、“月9”はある種のブランドみたいなところがあって、そんな枠に出演することができて、とてもうれしく思います。両親はきっと“月9に出るのー!?”って喜んでくれると思います。親孝行になりました!

――女優としての今後の目標は?

目標を掲げられるレベルにも達していなくて……。与えていただいた目の前のお仕事を一つひとつ着実にやっていけたらと思っています。やっていくうちに、何かしらの目標が見つかるのかもしれません。

――視聴者へのメッセージ。

数ある医療ドラマがある中でも、『ラジエーションハウス』は、明るく、テンポがよくて、それでいて心がじわっと温かくなるような、そんな作品だと思っています。放射線技師の視点というものもまた興味深く、ラジエーションハウスの横並びの席で繰り広げられるみなさんの軽快なやりとりが可笑(おか)しくて大好きです。一視聴者として、シーズン2を心待ちにしていたので、前作からのファンも、見たことがないという方も、ぜひご覧ください!

<第1話あらすじ>
約束から2年後。プロジェクトが一段落した唯織(窪田)は、日本に帰国し、甘春総合病院への復帰を望んでいた。だが、甘春総合病院は、院長だった大森渚(和久井映見)の後を引き継いだ新院長の灰島将人(高嶋政宏)が病院の合理化を実施。「放射線科医はいらない」と言い出し、読影はすべて外部の「遠隔画像診断センター」に委託してしまう。それに伴い、ラジエーションハウスも規模が縮小され、黒羽たまき(山口紗弥加)、軒下吾郎(浜野謙太)、威能圭(丸山智己)、悠木倫(矢野聖人)は、甘春総合病院を辞め、それぞれ別の病院などに転職していた。

そんなある日、ヴァイオリニストの宝生真凛(田中)がコンサート中に倒れるという事態が起きる。客席にいた灰島は、彼女を甘春総合病院へ救急搬送することに……。

一方、ラジエーションハウスで田中福男(八嶋智人)と働く広瀬裕乃(広瀬アリス)は、最近様子がおかしかった小野寺俊夫(遠藤憲一)が認知症予備軍と診断されたことを知り、たまきや軒下らに助けを求める。小野寺が今まで通りに仕事を続けていくためには周りのサポートが必要、と考えたからの行動だった。しかし、たまきたちの反応は冷たく……。同じ頃、唯織は、甘春杏(本田翼)の父親でもある前々院長の甘春正一(佐戸井けん太)を訪ねていた。そこで唯織は、杏がすでに甘春総合病院にいないことを知る。

そんな折、仕事を終えて帰路についた杏は、妊娠中の森迫由美(森カンナ)が腹痛に襲われ苦しそうにしているところに遭遇する。由美は、かつて唯織たちがその命を救った世界的な写真家・菊島亨(イッセー尾形)の娘だった。そこに唯織が現れ……。

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