三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』や数々の名作ドラマをチェック!

公開:
三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』や数々の名作ドラマをチェック!

2020年7月に惜しまれつつ亡くなった三浦春馬さんの出演作が、FODで配信中。ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』『ラスト・シンデレラ』『僕のいた時間』など、数々の作品と共に三浦さんの軌跡をたどっていく。

戸田恵梨香と共にW主演を務めた月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』(2011年)で三浦さんが演じたのは、真面目で誠実な高校教師の柏木修二。同じ高校の教師・上村夏実(戸田)との結婚を控えていた修二だったが、新学期の前日に自身が受け持つクラスの生徒・佐伯ひかり(武井咲)と関係を持ってしまったことで、完璧だった人生に狂いが生じていく。

当時20歳の三浦さんは、生徒や保護者からも好かれる爽やかな高校教師の修二を好演。その実直な演技が、生徒と一線を超えてしまったことによる修二の焦りや苦悩、そして夏実やひかりへの思いを際立たせていく。本作では夏実やひかりとの掛け合いはもちろん、修二と生徒のやり取りも見どころの一つ。修二が担任を務める2年1組の生徒には菅田将暉剛力彩芽広瀬アリス中島健人ら、そうそうたるメンバーが名を連ねている。

また、大人のラブコメディに挑戦した『ラスト・シンデレラ』(2013年)では、篠原涼子藤木直人らと共演。三浦さんが演じたプロのBMXライダーでプレイボーイの佐伯広斗は、美容師で“おやじ女子”の遠山桜(篠原)に接近し、同じく美容師の立花凛太郎(藤木)と三角関係を繰り広げていく。

そして、翌年の『僕のいた時間』(2014年)では、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と闘う青年・澤田拓人に扮し、運命と向き合う人間の弱さと強さを体現。『TWO WEEKS』(2019年)では白血病の娘と出会うことで父性に目覚める逃亡犯・結城大地を演じ、揺れ動く心の機微を演技で表現した。

変幻自在に役になりきる三浦さんの確かな演技力は、映画作品でも発揮。最後の主演映画となってしまった『天外者』(2020年)では、幕末の実業家・五代友厚を演じ、盟友でもある三浦翔平西川貴教との共演と併せて大きな話題となった。また、『ブレイブ ‐群青戦記‐』(2021年)では徳川家康を熱演。これまでにない家康像を作り出して、高い評価を得ている。

FODでは、両作品ともにレンタルで配信中。他にも、17歳の頃に出演した『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』(2008年)から、昨年の『コンフィデンスマンJP プリンセス編』(2020年)まで、様々な三浦さんの出演映画がレンタルで視聴できる。

PICK UP