豊川悦司と武田真治の美しい“兄弟愛”が再び!ドラマ『NIGHT HEAD』配信中

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豊川悦司と武田真治の美しい“兄弟愛”が再び!ドラマ『NIGHT HEAD』配信中

豊川悦司武田真治が主演を務めた1992年放送のドラマ『NIGHT HEAD』の全21話が、フジテレビの動画配信サービスFODで配信中。深夜帯の放送にも関わらず、カルト的な人気を集めた本作の魅力を紐解いていく。

超能力を持つ兄弟の苦悩と過酷な運命を描いた本作は、1992年10月から1993年3月にかけて深夜帯に放送されたドラマで、豊川と武田の演技やテーマ性のあるストーリーなども相まってヒットを記録。2人が俳優として躍進するきっかけにもなった。放送終了後も根強い人気を誇り、1994年にはテレビシリーズの完結編となる劇場版が公開。また、原作・脚本・監督を務めた飯田譲治の手による小説の他に、漫画やゲームなどのメディアミックスも行われた。

ドラマは豊川演じる兄の霧原直人と、武田演じる弟の直也を中心に展開。相手を攻撃するサイコキネシスの能力を持つ直人と、対象者に触れることで心が読み取れるリーディングの能力を持つ直也は、15年に及ぶ隔離生活を捨てて、自分たちの存在意義を模索する旅に出る。

ドラマを一躍有名にした直也の「兄さん、頭が痛いよ」という台詞に表れているように、霧原兄弟にとって超能力は枷であり、様々な事件を引き寄せる要因でもある。目に見えない悪意に晒されて苦悩する霧原兄弟の姿は、超能力ドラマの新しい方向性を示し、同系統の後続作品にも大きな影響を与えた。

そして、放送当時30歳の豊川と、まだ19歳だった武田の演技にも注目。2人はお互いに助け合いながら、普通の人生を手に入れるためにもがく霧原兄弟を熱演し、その美しい兄弟愛は多くの視聴者に感動を与えた。儚げで繊細な2人のビジュアルも作品の空気感にマッチしており、見どころの一つとなっている。

さらに、ドラマ放送から30年近く経った今年7月、飯田が脚本を担当したアニメ『NIGHT HEAD 2041』が放送&FODでの配信がスタート。小野大輔島崎信長櫻井孝宏小野賢章ら豪華声優陣の出演や、スタイリッシュな映像が大きな話題になっている。

ネット上ではアニメ『NIGHT HEAD 2041』と併せて、ドラマ版に対してのコメントも投稿されており、「やっぱり面白い」「これ30年も前なの信じられん」「楽しいです」などの声が上がっていた。

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