白濱亜嵐“隆治“、患者についた“希望の嘘“に「考えさせられる」「どちらが正しいのか?」

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白濱亜嵐EXILEGENERATIONS from EXILE TRIBE)が主演を務める土曜ドラマ『泣くな研修医』(テレビ朝日系、毎週土曜23:00~)の第4話が、5月15日に放送。インターネット上では、医師が述べる患者への嘘について「考えさせられる」といったコメントがあった(以下、ネタバレが含まれます)。

鬱陶しいほどの熱い情熱をもって、一人前の医師になることを目指す雨野隆治(白濱)が、現実に打ちのめされ、葛藤し、幾度となく涙を流しながら、それでも“医師”という職業への強い思いと熱意を失わず、同僚の研修医たちとともに成長していく姿を描く青春群像劇。

大腸がんで抗がん剤治療中の石井直太朗(須賀健太)。しかし、がんが体中に転移し、これ以上は抗がん剤治療に期待ができないと判断。今後は、痛みや苦痛をとっていく治療に切り替えることになった。佐藤玲(木南晴夏)はあくまで冷静に石井の父に真実を伝えるが、隆治はその様子に納得がいかなかった。では、ごまかせばよかったのか。佐藤は「話ってね、聞いた方はいいことしか覚えていないんだよ。真実をオブラートに包んだ嘘で期待させて……。それ誰のため? 自分で背負いたくないだけじゃないの?」と言われてしまった。

石井直太朗(須賀健太)
石井直太朗(須賀健太)

そんな中、石井が体調を崩して鼻に管を通す胃管の処置を施すことに。いつ抜くことができるのか、心配する彼に数日で抜くことができると嘘をついて期待をもたせてしまった。そのことを、中園くるみ(恒松祐里)、川村蒼(野村周平)、滝谷すばる(柄本時生)に話した隆治。川村が「でも、石井さんは安心したんだろ?」と声をかけるも、隆治は「安心したのは俺の方」「結局、自分が背負いたくないだけなんだよな」と落ちこむ。

滝谷は、隆治の嘘を“必要な嘘”だとポツリ。同調した川村が「その場を取り繕うとした嘘じゃなくて、これは人を助けるための嘘じゃん」と話せば、くるみも「そんなときは嘘をついたっていいんだよ。きっとそれは『希望の嘘』なんだよ」と言う。絶望の前には希望の嘘が必要。人間は嘘をつく生き物なのだと励ます。そこで、同期についていた嘘をそれぞれ語り合う。そして一緒に歌い始めた。

歌いだした同期たち
歌いだした同期たち

隆治は思った。“彼らの横顔を見ていたら、ふぞろいの仲間たちもいいなと思った。きっと、長い人生の中でこの瞬間はほんの一瞬のことに過ぎないけど、ずっと忘れない。永遠の一瞬のような気がした”と。

ネット上では、“希望の嘘“について、「考えさせられる内容」「難しい選択」「人の生死に触れるお仕事は大変……」といった様々なコメントがあがっていた。

5月22日に放送。石井の外出許可が降りる。くるみが同行することになるが……。

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