テレビドガッチ

エリア選択

インタビュー

INTERVIEW0100 石原さとみ#02

法医学生を演じるにあたって

法医学ゼミに通う5人の医学生たちの成長を描いたヒューマンドラマ『ヴォイス~命なき者の声~』。石原さんは現場に入る前、役作りのために法医学の勉強をしてから撮影に臨んだそうです。今までまったく知らなかった法医学の知識に触れて、石原さんが感じたことなど率直に語ってくれました。

--法医学を専攻する医学生役ということで、専門用語もたくさん出てきますが、事前に勉強されたんですか?

普段使い慣れない言葉ですけど、そのセリフが頭に入るか入らないかって、やっぱり自分がきちんと理解して、納得しているかどうかだと思うんです。そのためにも撮影に入る前に勉強はしました。一度「N’sあおい」で看護師役を演じた時、知り合いのナースさんや医療関係者の方にインタビューしたり、資料を読んだりして、それがとても役に立ったんです。なので、今回もそれにならって、実際に医学生が使っている法医学のテキストで勉強したり、本屋や図書館で見つけた専門書を読んだりしましたね。

--石原さんご自身、初めて法医学というものに触れて、どう感じましたか?

解剖して死因を解明することで、亡くなった方の最後の声を聞くことができるって、とても大切なことだと思いました。でも実際には人材不足で、突然死された方のわずか10分の1しか解剖が行われていなくて、残りの9割は病院で“心不全”や“心臓発作”などの病名が遺族に告げられるだけで済まされてしまうことが多いらしいんです。

--今まで知らなかっただけで、法医学の現実は結構厳しいものなんですね……

そうなんですよね。患者さんの命を救うのがお医者さんだとすれば、遺族を救うのが法医学。死因を解明することによって、遺族の方の名誉が守られたり、大切な人の死を受け入れて前を向いて生きていくための力になったり、残された人たちを救うための重要な役割を担っている。そんな大切な仕事なのに、人材が不足しているっていうのが、すごく悲しい現実に思えました。



許諾番号 9012164001Y45038