イントロダクション:
「死ねば、助かるのに……」
それは、南郷の背後のソファに座っているあの少年から発せられた言葉。少年は南郷の後ろにいるので、当然、彼のテは見えている。
「……麻雀、分かるのか?」
「いや、全然……ただ、今あんたの背中の気配が死んでいた。勝とうという強さがない。ただ助かろうとして、怯えているんだ」
少年の言葉に、安全な牌でなく危険牌を打つ南郷。結果、南郷は逆転を収めた。
休憩中に南郷は、少年に言った。
「俺の代わりに打ってくれないか?」
「……?」
少年は、麻雀を知らないと言った。つまり素人である。ヤクザ相手の「闇麻雀」において、これは無謀ともいえる暴挙だ。しかし、南郷は感じ取っていたのだ。
この少年が持っている気配……
「あんたは、死線を越えてきた……」
今、まさに死線をさ迷っている南郷だからこそ感じ取ることが出来たのかもしれない、この少年の持つオーラ。
「あんたなら、越えられる。この死線……」
南郷は、己の命運を、素人同然のこの少年に賭けたのだ。勝つ(生きる)ために……。
「少年、名前は?」
しばらくの間の後、少年は答えた。
「アカギ……赤木しげる」
彼こそが、後に「裏の麻雀界」を震撼させることになる
「伝説の代打ち・赤木しげる」であった。
| 100ポイント | 22分 |
| 2010年01月01日00時00分〜2013年03月31日23時59分 | |
アカギと鷲巣の点差は九千二百点。鷲巣は發を仕掛けてホンイツ気配。ドラの西を絡めれば、ホンイツ、發、ドラ3でハネ満、逆転で終了となる。アカギは鷲巣に順位で下回れば、その時点で絶命する。…>>続きを読む
| 100ポイント | 22分 |
| 2010年01月01日00時00分〜2013年03月31日23時59分 | |
鷲巣の手を読み切り、鈴木が鷲巣に差し込む三萬を頭ハネしたアカギ。これで一・二回戦の勝ち分は、一億千八百五十万にまでなった。血液を補給しない理由を説明するアカギ。勝つために鷲巣のミスを…>>続きを読む
| 100ポイント | 22分 |
| 2010年01月01日00時00分〜2013年03月31日23時59分 | |
三回戦が始まった。鷲巣は、アカギを殺せれば、己の人生の中で最高地点に到達することを予感する。東一局、完全に流れを引き込んだアカギは、早い巡目でハネ満をツモアガリ。続く東二局、鷲巣の親…>>続きを読む
| 100ポイント | 22分 |
| 2010年01月01日00時00分〜2013年03月31日23時59分 | |
鷲巣がツモれば、アカギは死、あるいは一歩手前の状況だが、アカギには微塵の動揺も無い。面白くない鷲巣だが、鈴木がもう一つ暗槓をすると状況が一変する。鷲巣の手がドラ6に化けたのだ。ツモれ…>>続きを読む
| 100ポイント | 22分 |
| 2010年01月01日00時00分〜2013年03月31日23時59分 | |
鷲巣の手はドラ12に化けた。ツモれば親の数え役満でアカギは1600ccもの血液を抜かれ、致死量を遥かに超える。鷲巣はアカギとの決着をつけるべく、リンシャンツモでアガろうとするが、あと…>>続きを読む
| 100ポイント | 22分 |
| 2010年01月01日00時00分〜2013年03月31日23時59分 | |
絶体絶命の危機から蘇ったアカギは、一気に鷲巣へ攻勢をかける。アカギの言葉に鷲巣は完全に冷静さを失う。今までの狩る者と狩られる者という立場が逆転し、アカギは次々に鷲巣を狙い撃ち。三回戦…>>続きを読む