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レポート14 売れっ子「ケータイ小説家」になって、一攫千金を狙え! |
ケータイ小説のエキスパートを直撃!
売れっ子作家になるための秘訣とは?
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ケータイ小説をヒットさせるポイントを探るため、スターツ出版にお邪魔することにしたグラッチェ。スターツ出版といえば、200万部以上の発行部数を誇るケータイ小説『恋空』(著:美嘉)や、『天使がくれたもの』シリーズ(著:Chaco)など、ケータイ小説の大ヒット作を連発している出版社だ。今回は、書籍編集部プロデューサーの小嵜 力さんと、編集担当の福西志保さんにお話を聞くことができた。 グラッチェ「ワタシが(勝手に)ライバル視している『白いジャージ~先生と私』の発行元も、スターツ出版なのよ。ヒットの秘訣を聞き出して、ワタシも売れっ子作家デビューよ! めざせとりあえず100万部!」 →「いざ、たのもう、スターツ出版! スターツ出版は、初めてケータイ小説を書籍化した出版社で、いわば業界のパイオニア的存在よ。ちなみに初めて書籍化されたケータイ小説というのは、Yoshiの『Deep Love アユの物語』。映画化・TVドラマ化もされたのよ」 |
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――書店に行くとケータイ小説の棚が用意されていることも多々あるし、2007年の年間ベストセラー(文芸部門)でもベスト3を独占するなど、スゴい人気ぶりですよね。 小嵜「そうですね。でも元々はケータイ小説って、自分の思いを発表することが目的だったんですよね。投稿サイトも、キチンとした小説を発表するという感じではなく、“自己表現の場”だったんです。最近ではようやくケータイ小説も市民権を得て、同時に本格的な小説も増えてきました。ひとつの新しい文化として、定着していけばいいなと思っています」 ――なるほど~。あの、ズバリ訊いちゃいます。ヒットさせるためのポイントって何ですか!?何卒教えてください! 小嵜「そんなの私たちが知りたいぐらいですよ(笑)。ただ、『ヒットする作品は、“熱”を持っている』とは、常々思いますね。人を惹きつける“熱”を持ってるんですよ。ストーリーがありきたりであったり、どこかで聞いたことがある内容でも、文章にその作者の魂がこもっているといいますか・・・」 福西「それは私もよく感じますね。たとえ文章が稚拙でも、ヒットする作品は、グッと惹きつけられてしまうような熱が必ずあるんですよね。あと、ケータイ小説っぽさというのがあるので、一般的な小説のような感じで書かれていると、伝わりづらい部分があります。普通の小説って、まわりくどい表現が使われていたり、緻密なたとえがあったり、それが文学として評価されますよね? ケータイ小説は違うんですよ。1センテンスは短く、そして完結に、わかりやすく率直に表現することが求められるんです。読者層が低年齢化していることもあり、遠まわしな表現をすると理解できない場合もありますから」 小嵜「挙げるとすれば、『正直に』『(カッコつけた表現をせず)ストレートに』に書かれていて、さらに『作家の熱がこもっている』というのが、ヒットのポイントでしょうか。この3つが、読者の共感につながるのだと思います」 ←グラッチェ「スターツ出版・書籍編集部プロデューサーの小嵜 力さん(左)と、編集担当の福西志保さん(右)よ」 |
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――編集部では普段、どのようにして書籍化するケータイ小説をチョイスしているんですか? 小嵜「主なのは、大賞受賞作ですね。弊社では、毎日新聞と共に『日本ケータイ小説大賞』を主催しておりまして、その受賞作は書籍化することが決定しています。また今年からは、弊社のケータイ小説投稿サイト『野いちご』で新人賞を設けまして、そちらの受賞作も書籍化します。あと、まだ実現には至っていないのですが、今後は編集部のほうで自由にリサーチして、良作を掘り出していきたいとも考えております」 ――ヒットしたケータイ小説って、泣けるお話というか、割とネガティブな内容のお話が多いですよね? その類のものは出尽くした感があるのですが、次はどんなテイストのストーリーに火がつきそうですか? 小嵜「そうですね。今年は明るい感じの話や、ホラー、コメディなど、今まで出してこなかったタイプのケータイ小説を世に送り出したいと考えています。最近は小学生もケータイ小説を読んでいるので、『共感+憧れ』というのがキーワードになるかと。第2回日本ケータイ小説大賞を受賞した『白いジャージ~先生と私』は、そういう意味合いを込めて、選んだんですよ」 ――あ、あの、実はワタシもケータイ小説を書いておりまして・・・。全寮制の超お嬢様学校に在籍する2人の女の子(親友同士)が、ひょんなことからトップ・スター(男)と出会い、一緒に生活を共にして、やがて2人がスターに恋をして奪い合う・・・ってな感じのストーリーなんですけど、売れる要素、ありますでしょうか?? 明るいお話じゃないんですけど・・・。 福西「あらすじを読みましたけど、スゴく意外な展開ですね。悪くないと思いますよ。ただこのお話、誰も救われないんですね・・・。売れるかどうかはわかりませんが、いいんじゃないでしょうか。主人公の女の子の名前がかわいくて、グッときますね」 →グラッチェ「やったー! ワタシの作品、編集者さんに褒められちゃったわ! いい気分になってきたから、早く完結させて『野いちご新人賞』に応募しちゃうわよ。目指せ、書籍化! 目指せ、一攫千金!」 |
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