
2007年10月26日
いまネット上でグングン検索ヒット数を伸ばしている「朝ラー」という単語。いったい何を指す言葉か知っている? これは「朝、ラーメンを食べること・食べる人」のことなんだって。
「朝ラー」発祥の地とも言うべき場所が、福島県の喜多方市。ここでは、朝食代わりにラーメンを食べるのが常識なのだとか。そりゃ~「喜多方といえばラーメン」という感じはするけども(ラーメン屋の件数は120を超え、対人口比は日本一!)いったいなぜ、朝ラーメンが浸透していったのだろうか?
「喜多方はもともと鉱山の町だったんです。夜明け頃に仕事を終える鉱山労働者が、帰りにラーメン屋で空腹を満たすというのが起源となり、『朝ラー』の習慣が生まれました。現在では市内に5~6軒、早朝から開店しているラーメン屋があり、立ち食いそばを食べる感覚で、通勤前にラーメンを食べる方も多いようです。私もたまに食べますよ」(喜多方市観光振興課)
喜多方市では太極拳や早朝野球が盛んで、朝から一汗流した後にラーメンをすする人も多いらしい。また朝ラーは観光客誘致にも一役買っており、わざわざ朝ラーするためだけに都内や関東近辺、はたまた関西のほうから車で訪れる人も少なくないのだとか。
でも問題は、「朝からラーメンに胃が耐えられるかどうか」だ。醤油味のあっさりスープが印象的な喜多方ラーメンとはいえ、チャーシューとかも乗っかっているんだし、朝から食べて胃もたれしないのだろうか・・・?
「本当に朝が苦手で、物が食べられないという人にはオススメできませんが、朝ラーを行っている各店舗で工夫はされているようですよ。食べる側も、朝と昼だと、スープの味が変わっているように思える人もいるようです」(同)
ツウな人は、「今日は二日酔い気味だから、●●のラーメンがいいな」「今日は朝から快調だから、■■のスープが飲みたい」というように、体調や気分で朝ラーするラーメン屋をチョイスするそう。朝からグルメ気分で、それはそれで粋な感じがする。
喜多方まで出向くことはできなかったのだが、筆者も自宅で朝ラーを試してみることに。徹夜明けの、イマイチ体調不良な朝に食したけど、これが意外にも、けっこうイケる! 神々しい朝日を眺めながらすするラーメンってのも、なかなかイイものだ。
でもよく考えてみると、オール明けの朝とか、ラーメン食べて帰ることって多いような・・・。その証拠に渋谷のセンター街や新宿などの繁華街には、朝までオープンしているラーメン屋さんが何軒かある。東京の人も、無意識に朝ラーしちゃってる!?
■関連リンク
蔵のまち喜多方 老麺会…喜多方市内のラーメン店を紹介したWebサイト
(加入店である「あべ食堂」や「坂内食堂」は、有名な朝ラー実施店)
http://www.ramenkai.com/