
2007年9月12日
英会話教室に通って英語を身につけたいと思う今日この頃。英語ってどこの国に行ってもだいたい通じるじゃないですか? アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア・・・いろんな国で公用語として使用されていますしね。それに比べて日本語は・・・。僕は日本人なので日本語が好きですけど、日本でしか通じないって英語と比べて肩身が狭い気がします。
しかし、日本以外で、日本語を公用語と定めている州があるのをご存知でしょうか? パラオ共和国のアンガウル州という場所では、日本語が公用語になっているとか。ちょっと信じられない気がするので、パラオ在住のHさんに聞いてみることにしました。
「パラオ共和国の公用語は英語とパラオ語です。これに加え、アンガウル州の州法では、日本語も公用語として認めているようです。ただし、現実的にはアンガウル州には日本語を常用的に話す人はいませんし、州が発行している文書もパラオ語と英語で書かれたものばかりです」(Hさん)
現実的には日本語を常用的に話す人はいないとは言え、日本語を公用語として認めていることは事実だそうです。ちなみに、僕らが住んでいる「日本国」には「日本語を公用語とする」という法律は存在せず、アンガウル州が世界で唯一「日本語を公用語だと法律として認めている地域」と言えるのだ。これは目からウロコ! でも、そもそもなぜ日本から遠く離れた場所で、日本語が公用語になっているのですかね?
「パラオは第一次世界大戦の頃に日本に統治され、日本の植民地となります。このとき、多くの日本人がパラオに移住し、先住民に対しても日本語教育がなされました。このため、今もパラオの老人の中には流暢な日本語を話す人がいます。パラオの人々は親日家が多く、日本人が好きです。はっきりしたことは分かりませんが、日本への敬意を込めて、公用語になっているんじゃないでしょうか?」(同)
なるほど。ちなみに、パラオ語の中には、日本語がそのままパラオ語になったものも多く、例えば「オベントーバコ」、「コーチョーセンセー」という単語は、そのままズバリ、パラオ語でお弁当箱や校長先生を表す言葉だそうです。
もちろん、かつての日本が植民地支配を行ったというのは真実なので、明るい歴史ではないことは事実だが、遠く太平洋上の島で、日本のことを思ってくれている地域があるというのは嬉しいことだと思います。いつかパラオのアンガウル州に遊びに行きたいな。(UNGLER.DOGATCH編集部 U)
■関連リンク
外務省 パラオ共和国…文中で紹介したパラオ共和国について概要を掲載する外務省のWebサイト
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/palau/index.html