男子の十種競技は100m、走幅跳、砲丸投、走高跳、400m、110mH、円盤投、棒高跳、やり投、1500m。女子の七種競技は100mH、走高跳、砲丸投、200m、走幅跳、やり投、800mのすべてを争い、それぞれ総合ポイントで順位が競われる。
日本では注目度はさほど高くないが、欧米などではこの競技の人気は非常に高く、総合王者に“キング(クィーン)・オブ・アスリート”と呼ばれ称えられる。その名声は絶大と言われている。
そして、驚くのはこの競技に出場する選手たちの実力だ。それぞれの得意種目でなら、専門種目でも世界レベルで同等に渡り合える程のハイレベルな記録を持つ者もいて、その能力の高さは目を見張るものがある。ただ、この競技が難しいのは2日間で十種目(七種目)短距離・中距離・跳躍系・投擲系とさまざまなジャンルの種目を次々にこなしていく点だ。各選手とも得意・不得意があるなかで自身のレース運びを考え、体力・精神力・集中力を長い時間、高いレベルで維持していくことが不可欠となる。
過去、ジャッキー・ジョイナー・カーシーなどのスターを生み出し、近年では日系人のブライアン・クレイが北京オリンピックで優勝したこともあり、日本でも注目される競技となってきた。
陸上競技のすべてが凝縮されると言っても過言ではない、この「十種競技」と「七種競技」に熱い視線を注いでみよう!
男女それぞれが2日間で決められた競技順で10種目(7種目)の競技を次々にこなしていく。その中で記録に応じたポイントが加算され、その総合ポイントで優勝者が決定。勝者はキング(クィーン)・オブ・アスリートと呼ばれ称えられる。
1日目(8月15日) 100mH、走高跳、砲丸投、200m
2日目(8月16日) 走幅跳、やり投、800m
1日目(8月19日) 100m、走幅跳、砲丸投、走高跳、400m
2日目(8月20日) 110mH、円盤投、棒高跳、やり投、1500m
| 総合ポイント | 100m | 走幅跳 | 砲丸投 | 走高跳 | 400m | 110mH | 円盤投 | 棒高跳 | やり投 | 1500m | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | テリー・ハーディ | 8790pt | 10.45秒 987pt |
7m83 1017pt |
15m33 810pt |
1m99 794pt |
48.13秒 903pt |
13.86秒 993pt |
48m08 830pt |
5m20 972pt |
68m00 859pt |
4分48秒91 625pt |
| 2位 | Leonel Suarez | 8640pt | 11.13秒 832pt |
7m24 871pt |
15m20 802pt |
2m11 906pt |
48.00秒 909pt |
14.45秒 917pt |
44m71 761pt |
5m00 910pt |
75m19 969pt |
4分27秒25 763pt |
| 3位 | アレクサンドル・ポゴレロフ | 8528pt | 10.95秒 872pt |
7m49 932pt |
16m65 891pt |
2m08 878pt |
50.27秒 802pt |
14.19秒 950pt |
48m46 838pt |
5m10 941pt |
63m95 797pt |
4分48秒70 627pt |
| 総合ポイント | 100mH | 走高跳 | 砲丸投 | 200m | 走幅跳 | やり投 | 800m | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ジェシカ・エニス | 6731pt | 12秒93 1135pt |
1m92 1132pt |
14m14 803pt |
23秒25 1054pt |
6m29 940pt |
43m54 735pt |
2分12秒22 932pt |
| 2位 | イェニファー・エーザー | 6493pt | 13秒62 1033pt |
1m83 1016pt |
14m29 813pt |
24秒30 952pt |
6m42 981pt |
46m70 796pt |
2分14秒34 902pt |
| 3位 | カミラ・フジク | 6471pt | 13秒50 1050pt |
1m74 903pt |
15m10 868pt |
24秒33 949pt |
6m55 1023pt |
48m72 835pt |
2分18秒58 843pt |