映画
HERO
ドラマスペシャル ストーリー
東京地検城西支部から沖縄の石垣島に移動となった久利生は、その後、北海道へ異動となった後、山口県虹ヶ浦という小さな村に赴任してきた。
虹ヶ浦は、海が綺麗で、村の人たちがその海の美しさを守ろうと一生懸命なところ。また、地元企業の鴨井産業が村をバックアップし、村民のほとんどが鴨井産業となんらかの形で関わっている鴨井産業ありきの村。
だが、そんな虹ヶ浦の海を、山口県が地元である大物代議士・花岡練三郎が利権のために埋め立て、開発しようと企んでいた。だが鴨井産業の強い反対で、埋め立て計画を撤回せざるを得ずにいる。
とはいえ事件など全くといっていいほど起きない平和な村。
そののどかな村で、11年ぶりに殺人事件が起こった。
容疑者は、地元企業鴨居産業の専務で、村民の皆から尊敬される滝田明彦(中井貴一)。酒に酔った被害者・三ノ宮隆史に「酒に付き合え」と言われ、断ると絡まれ、もみ合いに。その際、三ノ宮が手にしていたナイフがはずみで三ノ宮の腹部に刺さり、海に転落。
怖くなった滝田はその場から逃げたのだという。村民の誰もが滝田の無実を信じる中、久利生だけは何かに疑問を感じ、鴨井産業と滝田の家の強制捜査を実行する。久利生と絡むことになった事務官・津軽保(堤真一)はそんな久利生のやり方に納得がいかない。さらに新米検事の泉谷りり子(綾瀬はるか)ら地検の他の人間からも理解されない久利生……。それでも久利生と共に捜査を進める内、次第に地検の人々は村民の中で孤立していく。