<ドローン配達>に密着!300円で自動置き配!?秘境のおばあちゃんが注文したものは

公開: 更新: テレ東プラス

金曜夜9時からは、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」【食材ハンター野人谷田&ネジ専門店密着&マニアベスト3】を放送。

「テレ東プラス」では、5月3日(金)に放送された番組の中から、「秘境ドローン配達、何を届けるんですか?」の内容をプレイバックします。

【動画】300円で自動置き配!?秘境のドローン配達に密着!

実用化が進み、物流業界に革命を起こしている"ドローン配達"を、リポーターの岡野陽一が徹底調査! 誰が何を届けてもらっているのか追跡します。

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やって来たのは、人口640人の山梨県北都留郡小菅村。
早速、配達中のドローンを上空に発見! まるでSF映画のような光景に感動していると、わずか3分で見失ってしまいました。そこで、次は着陸地点で待ち伏せすることに。

着陸地点になっていたのは、山奥にひっそりとたたずむ集落の広場。荷物の依頼主・森さん一家と待っていると、上空からドローンがやってきます。

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着陸するとポトッと荷物を置き、すぐさま出発! これがドローンの置き配スタイルです。

依頼主の森さんは、10年前に東京から移住し、4年前に小菅村で出会った妻と結婚。
村の家賃相場は一軒家で2〜3万円と、都心よりかなりお安く借りられます。
森さんによると、ドローン配達は30分単位で到着時間を指定でき、着陸地点に置き配されるシステム。気になる利用料金は1回300円と、意外とお手頃価格!

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森さんが届けてもらったのは、赤ちゃん用の粉ミルクとおしりふき。
村には商店や自動販売機がなく、最寄りのスーパーまで車で40分かかるため、週1回「生協」の宅配サービスを利用しつつ、急ぎで必要なものはドローン配達を頼むそう。

注文した荷物は村内の発進基地を経由し、そこからドローンで各所へ届けられます。
「ドローンの中枢を担う発信基地だから、モニターがいっぱいあって…」と近未来的な施設を想像する岡野ですが、興味津々で基地へ向かうと…

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基地は昔ながらの和室のひと部屋。こちらの男性がパソコン1台で操作しているというから驚きです。
ドローン自体は自動制御による自律飛行。配達ルートは事前に作り込まれており、パソコンのボタン操作1つで離陸、指定地点に荷物を運んで基地に戻ってきます。

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物流専用ドローンは空撮などに使うドローンよりサイズが大きく、荷物の搭載場所も装備。機体が傾いても荷物は水平を維持するため、コーヒーやラーメンなどの汁物にも対応可能です。
離陸地点で準備を終えたら、安全確認スタッフが室内のパイロットに連絡し、いよいよ発進!

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積載可能な重量は5kgまで。片道10km飛行でき、時速は約40km!
瞬く間に空高く飛びあがると、2km先の着陸に向かいます。狭いポイントでも軌道修正しながら自動で置き配され、岡野もビックリ。

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今回の利用者は、近所に住む青柳さん。
ドローンの配送会社がレストランと提携して展開する弁当の宅配サービスを利用して、あたたかいお茶とできたてのお弁当を届けてもらいました。
温度管理はもちろん、盛り付けも全く崩れておらず、岡野も「空から運ばれてきたとは思えない」と感動!
全国で展開するドローン配達、追跡はこれからも続きます。