ファミマ社長・澤田氏「スタッフの負担を軽く」働き方改革の理由を語る

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11月2日放送の『カンブリア宮殿』(テレビ東京系、毎週木曜22:00~)に、ファミリーマート社長の澤田貴司氏が出演。商品力強化、ブランド統合、働き方改革と、猛烈に動き出した新生ファミリーマートの大改革の全貌を聞いた。

澤田氏は伊藤忠商事時代、セブン-イレブンジャパンの鈴木敏文氏がアメリカのセブンを買収する際に補佐した実績があるほか、転職先の株式会社ファーストリテイリング(ユニクロなどの衣料品会社を傘下に持つ)ではフリースブームを巻き起こし、CEOの柳井正氏から次の社長にと請われるなど、華麗なキャリアを誇る。

そんな澤田氏は昨年、伊藤忠の傘下であるファミリーマートの経営を任された。改革の舵取りをする一方で、全国のファミリーマート加盟店を精力的に回り、熱烈な歓迎や厳しい注文を受けている。

社長就任前に3週間の現場実習を行った際、痛烈に感じたのは「現場で働くスタッフの負担を軽くしなければ!」ということ。実は、加盟店の多くは深刻な人手不足。さっそく、1000ページのマニュアルを十分の一にし、レジも刷新するなど、店舗オペレーションの簡素化に取り組んだ。この改革を指示する推進室のリーダー・植野氏は「主婦こそ人手不足解消のカギ」と考え、主婦が活躍する店を取材。細かな要望を聞き取り、多様な働き方を模索。今回、そんな新生ファミリーマートの大改革の全貌を追った。

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