上白石萌音&千葉雄大『映画 妖怪ウォッチ』最新作で主演声優に

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上白石萌音千葉雄大が、12月16日(土)より公開となる『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』で主演声優を務めることがわかった。

本作は、レベルファイブが手がける同名ゲームを原作に、アニメ、漫画、玩具とクロスメディア展開されている『妖怪ウォッチ』の劇場版第4弾。数々の大作映画を抑え、これまでの3作すべて映画ランキング初登場1位(※興行通信社調べ)というメガヒットを記録している。そして、待望の4作目となる今作は、『妖怪ウォッチ』シリーズの主人公・ケータの時代から、30年後の世界を描いたストーリーが展開。キャラクターたちはみな一新され、お馴染みの妖怪たちは“驚きの姿”で登場するという。

上白石が演じるのは、今作の主人公の1人で、新たな妖怪ウォッチ「妖怪ウォッチ エルダ」を手にする13歳の女の子・天野ナツメ。オファーが来た際は「驚いた」と振り返る上白石は、「私はおとなしいイメージを持たれる事が多いので、先陣を切って戦うナツメのような役は憧れでもありました。『妖怪ウォッチ』は大人にも子どもにもずっと愛され続けているアニメなので、凄く光栄に思っています」と喜びをあらわに。

役の印象を聞くと、「真っ直ぐで、でもおとぼけなところもあったり、親しみやすくて自分の友達のように見てもらえるキャラクターです」と説明し、「そんな親しみやすさを声にこめたられたらと思っています」と意気込む。さらにこの度、ナツメがケータの娘であることも明らかに。「ワクワクしました! 運命のようなものを感じさせる、妖怪ウォッチファンの皆さんもゾクゾクするような設定だと思います」と、上白石も大興奮の様子。

そして千葉が演じるのは、もう1人の主人公であり、ナツメとは別の新たな妖怪ウォッチ「妖怪ウォッチ オーガ」を手にする13歳の少年・月浪トウマ。千葉も「大人気の作品で、声優として参加させていただけることをすごく嬉しく思っています」と明かし、「ギャグ要素だったり、時事ネタだったり大人でもクスッと笑ってしまうところも魅力」と作品をアピールした。

演じるトウマは、闇に囚われ、正義と悪の間で葛藤するという、『妖怪ウォッチ』シリーズでは今までにいないタイプのキャラクター。なんとジバニャンと戦うシーンもあるという。「今回の映画では、今までの妖怪ウォッチの雰囲気もありつつ、大人でもグッとくる内容になっています。その一端を担うのがトウマだと思うので、繊細でどこか孤独を感じている少年を演じられたらと思います」と力強く語った。

そんな千葉と「ずっとご一緒したいと思っていた」という上白石は、「作品ごとに新しい千葉さんがそこにいて、トウマと同じく千葉さん自身も“憑依型”の役者さんなのではないかなと思っています」と告白。一方の千葉も「上白石さんの印象は、お芝居はもちろんですが、声がすごく綺麗な女優さんだと思うので、勉強させていただきたいです」と、印象を述べた。

最後に、上白石は「ステージで歌うよりもアフレコの方が緊張していますが、強大な敵と戦っていく壮大なストーリーなので、恐れずに全力でぶつかっていきたいと思っています。妖怪の友達もたくさん増やしたいです!」とコメント。千葉は、「アフレコは不慣れな所もあるのですが、制作者の皆様から“作品に感じたものを心で表現していただけたら”と言われたので、改めて役者として心を込めて演じたいと思います」と決意を新たに。続けて「みんなでなにかを成し遂げることの大切さや普段気付かないけど支えてくれる人の温かさなども描かれる大人でも楽しめる作品だと思います。アクションシーンも大迫力です。ぜひ、劇場でご覧下さい!」と呼びかけた。

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