ココリコ田中、柄本明の一言に大慌て!芸人人生と重なり…

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ココリコの田中直樹が、主演を務める新ドラマ『浅田次郎 プリズンホテル』(BSジャパンにて10月7日よりスタート、毎週土曜21:00~)の完成披露試写会に出席。共演者である柄本明から、「撮影中に帰りたいって顔をしている」と冷やかされ大慌てする場面があった。

累計200万部突破の浅田次郎を代表する人気小説をドラマ化した本作で、田中はオーナーも従業員も極道だらけという“プリズンホテル”こと「奥岬あじさいホテル」を任されたカタギの支配人・花沢一馬役を熱演。強面なキャスト陣に翻弄されながらも奮闘する姿をコミカルに演じる。

また、本作でゴールデンタイム連ドラ初主演となった田中。「カタギ気質の人間と任侠の世界の人たちのずれ具合、噛み合なさ、戸惑いをうまく演じて作品の幅に出来れば」と意気込みを述べ、「本当に面白い作品。任侠の世界の独特の空気感に追いつけない自分の姿を見て、ぜひ楽しんでいただければ」と見どころを紹介した。

さらに田中は、連れてこられた支配人という設定が自身の芸人生活と重なる部分があると告白。「この芸能界の世界に入った時も相方に誘われて連れてこられたのがきっかけ。それからもう25年。似ているなって。(そういう部分から)連れてこられた感が自分の顔にも出ているのでは」と嬉しそうな表情を見せた。

すると、ホテルのオーナーであり、極道の親分でもある“仲オジ”こと木戸仲蔵を演じた柄本から「設定と同じ、いかにも連れてこられたって顔」とイジられ、田中は大慌て。続けて「本番やっている時も無理に連れてこられて(演技も)無理にやらされているんだなって……帰りたいって顔をしている」と指摘された田中は、「なんてこと言うんですか!」と切り返し、周囲を笑わせた。

客も従業員もワケありだらけ、強面のキャストがずらりと揃うが、田中は「お芝居の中ではピリっとしているんですけど、裏では優しい先輩方ばかり」と共演者を絶賛。そして最後に、「いろんなワケありのお客さんが来るんですけど、帰っていく時には清々しい顔で帰ってもらえる。このドラマの撮影を通じて(どんな相手にも)真摯に取り組むことが大切なんだと改めて学ぶことが出来ました。真っ直ぐに生きることが大切なんだということが皆さんにも伝われば」と作品をアピールしていた。

この日は他にも、副支配人・黒田旭役の菅田俊、フロントマン・新井拓也役の矢野聖人、一馬の娘・花沢シゲル役の北香那が出席した。

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