倒産した『テルマエ・ロマエ』の舞台、再び客を呼ぶ方法とは

2017年09月19日 05:00

9月12日放送の『ガイアの夜明け』(テレビ東京系列、毎週火曜22:00~)では、「大改革!“ニッポンの宿”」と題し、これまで目を向けられなかった場所にあえて着目し、“客を呼ぶ”旅館・ホテルへと再生する人々を追う。

映画『テルマエ・ロマエ』などのロケ地としても有名な、伊豆の有名温泉旅館「大滝(おおだる)温泉・天城荘」は、30メートルもの落差がある大滝を眺めながら入浴できる露天風呂を擁し、バブル期には年間10億円近くの売り上げがあった。しかし、ネット上での情報発信の遅れなどが響き低迷。ここ最近は3期連続で最終赤字を計上、約3億2000万円の負債を抱え倒産した。

その天城荘を買収、再生に乗り出したのが、小規模旅館向けのシステム開発などを手掛ける「リバティー」だ。同社はこれまでに1000以上の宿泊施設の運営サポートを展開、ネットを通じた誘客のテコ入れにも実績がある。福原良佐社長は、天城荘の再生について「変えるべきところは変え、必ず成功体験を手に入れる」と語気を強める。福原社長の指揮の下、さっそく実行に移された改革の数々。そこには、積み上げてきたノウハウが惜しみなく投入された。

しかし、最大の課題は後継者の育成。若女将の田中智与さんは、天城荘創業者の曾孫。傾きかけた家業を立て直したいと、学生時代は東京の大学に通いながら、週末は天城荘で修業を積んできた。しかし、新たな経営方針への反発、ベテラン従業員との軋轢……若女将としてのプライドが、そして若さが、さまざまなトラブルを生む。「真の再生とは人の再生」という福原社長は、この難題にいかに立ち向かうのか。

そのほか、かつて銀行や仏壇店だった建物をリノベーションし、おしゃれなホテルへと再生している、京王グループの不動産会社「リビタ」も取材する。

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