コストコが「主婦のテーマパーク」に上り詰めた理由に『カンブリア宮殿』が迫る

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9月7日放送の『カンブリア宮殿』(テレビ東京系列、毎週木曜22:00~)に、「コストコ ジャパン」の社長、ケン・テリオ氏がゲスト出演。「主婦のテーマパーク」と言わしめるまでになったコストコの知られざる強さの秘密を聞いた。

地元だけでなく、近隣から家族連れやママ友グループが大挙して押し寄せる、倉庫のような店「コストコ」。とはいえ、誰もが買いに行ける店ではなく、会員制の小売店だ。店内には、家電・食料品・衣服・雑貨まで、様々なものが並んでいるが、どれもこぞってビッグサイズ。実は、コストコの商品は「コストコサイズ」と呼ばれるサイズで、しかも、驚くほど安い値段設定となっている。こうした独自商品を安く売れる秘密こそ、メーカーから直接仕入れる仕組みにある。

地方に出店する度、地元メーカーや消費者との信頼を築き、共に成長を遂げてきたコストコ。福岡の第1号店に出店した時から取引を続けている老舗乾物屋「篠崎商店」は、コストコとの取引を決断した事で思いもよらない恩恵を受けたという。メインで取り扱っている宮崎産の「どんこ」はコストコで売れまくり、取引前に比べて、売り上げは10倍以上に伸びたという。新しい地域で新しい商品を発掘する、コストコの地域密着経営に迫った。

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