上田竜也の“相棒”役に中村倫也!新ドラマ『新宿セブン』追加キャストに実力派が続々

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KAT-TUNの上田竜也が主演を務める新ドラマ『新宿セブン』(テレビ東京系列にて10月13日スタート、毎週金曜24:12~)に、中村倫也大野いと工藤綾乃野波麻帆嶋田久作田中哲司夏木マリが出演することが明らかとなった。

「漫画ゴラクスペシャル」(日本文芸社)で連載中の同名コミックをドラマ化した本作。新宿歌舞伎町の“質屋”を舞台に、アウトローな主人公が訳ありなお客と関わり、トラブルに立ち向かう痛快なヒューマンミステリードラマだ。質屋の店主で、抜群の鑑定眼を持った主人公・七瀬(上田)が、「物」の真贋を見極めると同時に、依頼人の悩みや事件を解決するというストーリーが展開する。

上田演じる天才鑑定士・七瀬は、歌舞伎町の誰もが認め恐れる歌舞伎町の“顔”で、「“七つ屋”の七瀬」と呼ばれている。「物」の鑑定はもちろん、「人」に関しても偽物を認めず、本物しか信じないという役どころだ。

そして、この度発表された中村が演じるのは、“ある出来事”をきっかけに七瀬の下で鑑定士見習いとして働く大野健太役。また大野は、七瀬と健太の前に現れる記憶喪失の謎の女性・水月華役。野波は、七瀬とは旧知の仲で、七瀬らが足しげく通うコリアンバー「エルドラド」のママ・宝生エリカ役。工藤は、「エルドラド」の従業員・楓役。嶋田は、歌舞伎町を仕切るマフィアのボス・王役。田中は、歌舞伎町を見回る新宿西署の刑事で、目的の為なら手段を選ばない近藤昭人役。夏木は、七瀬らが常連として通う餃子屋店主・シノブ役を演じる。

その中から今回、中村、大野、野波、田中、夏木よりコメントが寄せられたので、以下にて紹介する。

<中村倫也>
――意気込み
雑多でクセモノがいっぱい出てくる歌舞伎町が舞台。ひと癖もふた癖もある人たちの中で、演じる健太は割りと視聴者の窓口になるというか、普通の人という役割なんですけど、それだけだと面白くないなと思って。健太なりのひと癖ふた癖を探しながら、面白おかしくできたらいいなと思ってます。

――役柄について
(七瀬と健太は)凸凹コンビというか、物語の真ん中にいる人の2タイプだと思うんですよね。物語の中のヒーロー像と、いろんな出来事から成長していく人。物語の両方の役割を担っているので、七瀬がヒーローで、秘められた過去があったりして。健太は健太でいろんな出会いがあって成長していく話だと思うので、もちろん、上田さん演じる七瀬が主人公ですけど、横の二本軸になれたらいいなと思います。

――4月クールの木ドラ『100万円の女たち』以来、藤井道人監督と一緒にやってみて
同い年であんなに売れていてむかつきます(笑)  田辺勇人プロデューサーも86年生まれで、メークさんも同い年で、現場には同世代が多いんです。「そろそろ世代交代させていただきたい」という先輩方への思いがあるので、売れている藤井監督を筆頭に、僕たちはぞろぞろついて行きます。ドラクエ方式で(笑)

――視聴者へメッセージ
こういう風に世界観がガッチリつくられている作品は、なかなか珍しい。なおかつ、テレビでこういうことをやれるというのは、昨今少なくなってきているので、攻めているテレ東の「ドラマ24」という枠でやれるというのは、刺激的なプロジェクトなんじゃないかなと思っています。こういうある種の遊園地を楽しんでもらえたら。

<大野いと>
――意気込み
出演が決まり本当に嬉しかったです。華という役を全力で演じたいと思いました。台本を読んだ時に、歌舞伎町の異国感の様な世界観が伝わってきて、そこにちゃんといれるように大切に演じたいなと思います。

――役作りについて
監督からは、「繊細な表現の役作りを」と言われています。記憶喪失の役なので、キャストの皆さんのお芝居を感じ取りながらお芝居できたら。記憶喪失の役は初めてなので、記憶喪失になった方の本などを読んで演技の参考にしています。

――現場の雰囲気
初めてご一緒する方がほとんどなので、私はまだ緊張していますが、皆さん優しくして下さるので毎日楽しく撮影しています。人見知りせずに、早く現場に溶け込んでいけたらと思っています。

――視聴者へメッセージ
このドラマでは、思い出を「記憶」という言い方をしていますが、私の役は「記憶」が鍵になってきます。記憶が今の自分を支えているものだったりするので、このドラマを通じて、記憶の大切さ、思い出の大切さとかを改めて知ってもらえたらと思います。歌舞伎町の質屋を舞台に、物を通じて真実とは何なのかを追い求めていくので、毎回質屋に持ち込まれる品々にまつわるエピソードを楽しんでいただければ。

<野波麻帆>
――意気込み
台本を読んで、これは絶対面白いものになるだろうと思いました。みんなの力を借りつつ、自分も何かサポートできるように頑張ります。

――ドラマ24枠は『モテキ』(2010年)以来の出演
私にとって『モテキ』は人生の中でターニングポイントとなっていて。それまでお仕事をしてきて、街で声を掛けてもらえることがあまりなかったのですが、『モテキ』に出演してから増えました。それだけすごく愛されたドラマで、そこに出演できたことは私の中でもすごく大きくて……また「ドラマ24」に出られることがすごく楽しみで、でも、逆に少しプレッシャーもあり、あの役を超えられるくらいの気持ちで、ちゃんとキャラクターを作って、演じていけたらなと思っています。

――役作りについて
七瀬のよき理解者であることが第一のポイントで、心の繋がりを上手く見せられたらいいなと。そして、歌舞伎町の多国籍バーのママという設定なので、今のところはかなりアップテンポなお芝居なんですけど、それがいずれ“カラ元気”だけではなくて、人間味あふれる、そうではないお芝居もちゃんとしていけたらいいなと思っています。今はとにかく楽しくやっております! 衣装を着て、バーの現場に入ると勝手に“ママ感”が自分の中で出てくるので、不思議です。面白いです。キャバクラ嬢役はこれまでもあるんですけど、ママ役は初めてなので楽しみです。

――現場の雰囲気
共演者、スタッフの皆さんが優秀な方ばかりで。上田さんは初めてなのですが、倫也くんは以前から知っているので、あまり変な緊張をしないでいられますね。仕事という意味では現場で緊張するけれど、共演する皆さんとはなんでも話し合っています。先日、上田さんとお芝居したときも、「こう思うんだけど、こうかな?」って、ちゃんと言い合えることができたので、これからも話し合っていけるだろうし、信用できるなと思って、さらに楽しみになりました。

――視聴者へメッセージ
台本を面白さが必ず映像に映し出されると信じてやっていきたいと思います。是非楽しみにしていてください。

<田中哲司>
――意気込み
脚本を読んで、面白いので是非やらせていただきたいと思いました。近藤という役は、目的を達成するためにはなんだってやる男。それが最初の登場シーンで出て来るのですが、あのシーンがやりたくて! ああいうシーンがあるから、この役を受けたいと思いました。奥深くなりますから。

――視聴者へメッセージ
面白くなると思います! 原作ももちろんですが、脚本がとても面白いんです。質屋に持ち込まれる品物を鑑定するときの骨董的な要素も入っていて、そこが良い。かつ、歌舞伎町のぐちゃぐちゃした混沌とした感じも入っていて、いろんな年齢層の人が楽しめるんじゃないかなと思っています。

<夏木マリ>
――意気込み
コミックが面白かったです。脚本もいいですね。あと、テレ東のこの枠は興味があったものですから、GOしました! 「ドラマ24」枠面白いですよね。攻めていて。これまでの他の作品も観ていますよ!

――役柄について
歌舞伎町で長いこと商売しているということですから、かなり根性が座っている女性の役です。(餃子屋の店主なので)餃子が上手く焼けるようになりたいですね。羽根つき餃子が美味しく映るように、と(笑)

――視聴者へメッセージ
顔合わせの時に、監督たちも「観たことないドラマにしたい」「テンポのあるドラマにしたい」とおっしゃっていました。いいテンポで進んでいくと思いますので、上田さんを中心とした面白いドラマ、是非観てください。

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