Jリーグ歴代最強助っ人ランキングを『FOOT×BRAIN』が発表

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勝村政信と皆藤愛子がMCを務めるテレビ東京のサッカー番組『FOOT×BRAIN』(毎週日曜11:00~)。9月3日の放送では、番組アナリストに都並敏史、福田正博を迎え、番組SNSの視聴者アンケートを元に作成した「歴代助っ人外国人ランキング」を発表した。

Jリーグの四半世紀の歴史の中には、ワールドカップを経験した外国籍選手など、数多くの名プレーヤーが在籍し、世界レベルを日本サッカー界に伝えてきた。番組では、日本のさらなるレベルアップのためには、Jリーグのさらなるレベルアップが必要不可欠と提言。都並と福田が現役時代を振り返りながら、最強助っ人たちのプレーを解説した。発表されたランキングは以下の通りとなっている。


<1位>
ジーコ(元ブラジル代表)
91~94年 住友金属、鹿島
都並「この方が住友金属に来たことが本当に凄いことだった。サッカーで縦に抜くのは難しい。40歳で縦にぶち抜きますからね。めちゃくちゃ上手い」
福田「ピッチの中だけでなくて、ピッチの外でもプロフェッショナルはこういうものと日本人のお手本になる方だった」

<2位>
ストイコビッチ(元ユーゴスラビア代表)
94~01年 名古屋
95年 JリーグMVP
福田「(雨の中のリフティングドリブルについて)これは魅せているわけではなくて、ああした方がボールが進むから。振る舞いも含めて華がある」
都並「テクニックは本当に世界ナンバーワンクラス。心を折られるくらいに“この人の方が上だ”と思わされるレベルだった」

<3位>
ドゥンガ(元ブラジル代表)
95~98年 ジュビロ磐田
94年 ワールドカップ優勝
97年 JリーグMVP
98年 ワールドカップ準優勝
都並「磐田の選手が一回り大きくなったのは間違いない。テクニックがあっても戦う姿勢がないとサッカーは勝てないし、感動も呼べない。“ブラジルの肝”を植え付けてくれた」
福田「戦うことがジュビロに欠けていた部分で、その部分ばかりが注目されているが、技術ももちろんある」
都並「持っている技術をひけらかすのではなくて、チームの中に上手く落とし込む。元バルセロナのプジョルもそういう選手。実はすごくうまいのに、バルセロナの中では上手く見えない。ドゥンガもそういう選択をしていた大人のプロ」

<4位>
ビスマルク(元ブラジル代表)
93~01、03 V川崎・鹿島・神戸
93、94年 ナビスコ杯MVP
ヴェルディと鹿島での優勝回数が合計12回

<5位>
ポンテ
05~10年 浦和
07年 JリーグMVP

<6位>
エメルソン
00~05年 札幌・川崎・浦和
03年 JリーグMVP
04年 Jリーグ得点王

<7位>
マルキーニョス
01~15年 東京V・横浜FM・市原・清水・鹿島・仙台・神戸
08年 JリーグMVP
Jリーグ外国籍選手歴代最多得点

<8位>
ワシントン(元ブラジル代表)
05~07年 東京V・浦和
06年 Jリーグ得点王

<9位>
レオナルド(元ブラジル代表)
94~96年 鹿島
94年 ワールドカップ優勝
98年 ワールドカップ準優勝

<10位>
ラモン・ディアス(元アルゼンチン代表)
93~95年 横浜M
79年 ワールドユース得点王
93年 Jリーグ初代得点王


<番外編>
マイヤー
93年 V川崎
Jリーグ開幕ゴール

エムボマ(元カメルーン代表)
97~98年、03~05年 G大阪、東京V、神戸
97年 Jリーグ得点王

シジマール
93~95年 清水
J1無失点時間記録731分


<Jリーグから世界へ>
パク・チソン(元韓国代表)
00~02年 京都 → マンチェスター・ユナイテッド

フッキ(元ブラジル代表)
05~08年 川崎・札幌・東京V → ポルト → ゼニト → 上海上港
16年、当時のアジア史上最高額の移籍金(約68億5000万円で上海上港に移籍

<勝村推薦選手>
カピトン
94年 V川崎
派手なプレーやばかりの中、献身的なプレーで守備を支えた。

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