テレ東、人気番組の枠を移動 10月改編で「タテ流れの強化」を発表

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テレビ東京の10月期改編説明会が、9月1日に同局にて開催。より見やすく強い編成のため、人気4番組が放送時間を変更すると発表があった。

2017年上期の視聴率平均はGH帯6.5%、プライム帯(PT)6.1%、全日2.8%(8月27日まで)。改編率はGH29.2%、PT23.0%、全日9.9%と明かし、10月改編のテーマは「テレ東らしいソフト開発の継続と“タテ流れの強化”」と語った編成局編成部の縄谷太郎部長。GHでは、火曜18時55分から新番組『ヒャッキン!~世界で100円グッズを使ってみると?~』をスタート。同じ火曜の『ありえへん∞世界』(19:54~)『開運!なんでも鑑定団』(20:54~)への“タテ流れの強化”で火曜GHの視聴率アップに大いに期待しているという。

そして20時台については、月曜の『主治医が見つかる診療所』と、木曜の『世界!ニッポン行きたい人応援団』を移行し、入れ替えると発表。2番組とも視聴率は安定しているが、より良い枠環境へ移ることで、さらなる視聴率アップを図る。水曜は、19時の『THEカラオケ★バトル』と20時の『ソレダメ!』を入れ替え、21時からの『家、ついて行ってイイですか?』を含めた3番組の柔軟な拡大編成に対応する。

安定した視聴率を獲得している番組を入れ替える理由について、縄谷部長は「さらにプラスを目指して。視聴者構成を分析したことと、他局の裏環境も大きい。月曜はどうしてもNHKを中心に、少し年齢の高い層が見られる番組が20時台に多く、木曜はファミリーで見られる若い層に人気の番組が並んでいます。上下で移動した番組も、自局の中での番組のことを考えて、継続視聴が期待できるような“タテ流れ”にした」と説明していた。

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