森永製菓「チョコモナカジャンボ」がナンバー1であり続ける“理由”がスゴイ!

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9月5日放送の『ガイアの夜明け』(テレビ東京系列、毎週火曜22:00~)では、森永製菓のロングセラー商品「チョコモナカジャンボ」の人気に迫った。

1972年に発売を開始し、年間1億5千万個、0.24秒に1個売れる森永製菓の看板商品「チョコモナカジャンボ」。人気の秘密は、他のアイスと違い“鮮度”にこだわっていること。食べてみると分かるが、このアイスモナカを一口食べると「パリっ!」という食感が実に気持ちいい。この「パリっ!」に、森永製菓の開発陣は並々ならぬこだわりを持っている。通常のアイスモナカは、クリームの水分をモナカが吸い込み、フニャフニャになるものが多い。これに対し、バニラクリームとモナカの間にチョコレートをコーティング、さらにモナカの皮自体がパリっとなる改良を重ね、最高の「パリパリ食感」を実現しているのだ。何と研究は毎日続けられ、常にマイナーチェンジを図りながら、今も“鮮度”を追求している。

“鮮度”へのこだわりはこれだけではない。一番美味しい状態で食べてもらうために、この「チョコモナカジャンボ」は製造から店頭に並ぶまで5日という、製造と物流の体制を確立。通常は2週間というアイス業界の常識を完全に覆し、ナンバー1を守り続けている。しかし、需要の予測を誤ると、作りすぎによる鮮度不足や欠品のリスクもある。今年の夏のように、長雨・低温、その後の猛暑など、天気が目まぐるしく変わる時が一番の悩みどころだ。そこで森永製菓がタッグを組んだのは、天気予報を手掛ける日本気象協会。気象データを使った新しい「アイスの需要予測」システムを投入。チョコモナカジャンボを無駄なく売りきる前代未聞の戦略に打って出た! 果たしてうまくいったのか?

また、このほかにも「ビール離れ」「安売り規制」など、取り巻く環境が厳しくなっている“ビール”についても取材した。

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