かつての城下町で“意外な需要”を生んでいるものとは…

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8月10日放送の『空から日本を見てみよう+』(BSジャパン、毎週木曜21:00~)は、岐阜県関市から郡上八幡までを空から見ていく。

鎌倉時代から続く刀鍛冶の伝統を受け継ぐ関市では、日本刀をはじめ、現代の刃物づくりを見学。鞘師(さやし)や研師(とぎし)など、日本刀の“匠の技”を見た後、剃刀メーカーの工場で驚きの光景に出会う。さらに、長良川では古くからの伝統を守り続ける鵜匠のもとを訪れ、謎多き鵜飼の秘密に迫る。

長良川鉄道沿いに進み美濃市へ入ると、江戸時代から続く上有知(こうづち)の町並みが広がる。家々に豪華な「うだつ」が据えられたこの地は、かつて長良川の舟運を活かし物資の運搬で栄えた場所だ。当時盛んに作られた本美濃紙の工房や輸送経路であった美濃橋などを訪れ、その繁栄の歴史を紐解く。

山を越えた先の郡上市では、観光列車で長良川の美しい景色と絶品料理を堪能。さらに進み、巨大なレコードプレーヤーのような建物や、鮎釣り客で賑わう清流を見て、郡上八幡に到着。かつての郡上八幡城の城下町で、最近“意外な需要”を生んでいる食品サンプルの世界に触れていく。

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