小泉孝太郎主演『警視庁ゼロ係』初回視聴率7.1%の好発進

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小泉孝太郎が主演を務めるドラマ『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~SECOND SEASON』(テレビ東京系列、毎週金曜20:00~)。7月21日に放送された第1話の視聴率は、7.1%を記録した。

本作は、同局の「金曜8時のドラマ」枠にて2016年1月クールに放送された『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』の続編。作家・富樫倫太郎の小説『生活安全課0係 ファイヤーボール』(祥伝社刊)が原作となっており、小泉演じる“空気は読めないが事件は読める”エリートキャリアで究極のKY刑事・小早川冬彦と、松下由樹演じる“男まさりで口の悪い”ベテラン刑事・寺田寅三の“迷コンビ”が、「ゼロ係」の仲間たちと毎回さまざまな難事件を解決していく姿を描く。

第1話で冬彦は、オリンピック競技場建設予定地で、3つのボタンの仕掛けが施された首吊り遺体の第一発見者となる。テレビ中継で警察の防犯対策に苦言を呈すなど、相変わらず空気の読めない冬彦は捜査に立ち合おうとするが、同期の捜査一課の警視・伊達春馬(駿河太郎)に追い出されてしまう。捜査の結果、遺体は不動産会社勤務の富田信二(遠山俊也)で、3つのボタンはどれを選んでも必ず吊るされるようになっていたことが判明する。

そんな中、杉並中央署の副署長に、元公安部参事官の警視正・氷川小百合(若村麻由美)が着任。スポーツカーで颯爽と現れた小百合は、ゼロ係の係長・亀山良夫(大杉漣)と旧知の仲だというが、杉並中央署へ異動になった理由は不明。だが小百合には、かつて総理大臣だった沢村和男(小林稔侍)暗殺事件を未然に防いだ過去があった。

一方、冬彦は富田の殺害方法が作家・風間輝樹(村杉蝉之介)のデビュー作「真夏の生贄」に酷似していることに気づき、寅三と共に編集部へ。当の風間は犯人に心当たりはないというが、小説通りに進めばあと2人、電気椅子と薬物による白骨化で犠牲になる可能性が浮上。そこで、捜査本部へ乗り込んだ冬彦は模倣犯説を進言するが相手にされず、快楽殺人犯の線で捜査は進められることに。ところが、小百合の権限で急遽冬彦に特別捜査権が認められる。その直後、小説通りに電気椅子による第2の殺人が起こり……。

放送終了後、インターネット上では「冬彦のKYが予想以上にパワーアップしてて最高に面白かった!」「セカンドシーズンもやっぱり面白い」と絶賛の声が挙がった。また、この第1話に、卓球女子日本代表の伊藤美誠選手がゲスト出演。初ドラマ出演とだけあって、「伊藤美誠選手が女優デビュー!」と話題になっていた。

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