ゴーカートで世界遺産巡り!? かつての姿をVRで体験

公開: 更新:

7月20日放送の『空から日本を見てみよう+』(BSジャパン、毎週木曜21:00~)は、岩手県の一関市から、平泉町までを空から見ていく。

一関市の中心市街地からスタートし、磐井川(いわいがわ)の浸食によってできた厳美渓(げんびけい)では、名物「空飛ぶだんご」を堪能。また、800年前と変わらぬ風景が残り、鱗のように光る地面が印象的な骨寺村荘園遺跡や、昔から餅つきによって地域交流してきた一関の文化に触れていく。さらに、石灰石の採掘が盛んなこの地には、かつて宮沢賢治が働いていた工場が現存。山間部では、切り立った崖が眼前に迫る名勝・猊鼻渓(げいびけい)や特産品の紫雲石硯(しうんせきすずり)の工房を見学した後、田園風景の中を新幹線が走る日本最長の鉄道橋などを眺める。

平安時代、豊富に採れた金で栄えた平泉町に入ると、金箔を使った紋様が特徴の「秀衡塗(ひでひらぬり)」や総金箔張りの中尊寺金色堂など、当時の隆盛を今に伝えるものを多数発見。そこでは、ゴーカートで世界遺産を巡るほか、現存する建物がない遺跡のかつての姿をバーチャルリアリティー(=VR)で体験していく。

PICK UP