国宝級・岡田将生の素顔は「ほぼ残念」堂本剛からも怒号…

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現在大ヒット公開中の映画『銀魂』が、15日に名古屋、大阪、福岡で舞台挨拶を開催。主演を務めた小栗旬をはじめ、長澤まさみ佐藤二朗、監督の福田雄一が登壇し、作品をアピールした。

本作は、累計発行部数5,000万部を超える、週刊少年ジャンプの人気同名コミックス(集英社刊/空知英秋)が原作。パラレルワールドの江戸を舞台としたギャグとアクション、そして人情を詰め込んだ“痛快エンターテイメント”だ。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。そんな時代に侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時(小栗)と、銀時とひょんなことから出会った仲間の志村新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)たちの身に起きるさまざまな事件を描く、笑いあり感動ありの物語となっている。

最初に訪れたのは、名古屋。公開初日を祝い、昨晩は深い時間まで酒を共にしたようで「二日酔いどころじゃありません。今酔ってます……(笑)」と佐藤。佐藤の地元ということで、客席には“佐藤さんおかえり!”とのメッセージボードを掲げる来場者もおり、会場には佐藤の両親の姿もあった。また、隣の静岡出身の長澤は「事務所のオーディションの一次選考が名古屋だったので、思い出の地です」と思いを馳せた。

また、「銀時と小栗の似ている所は?」との質問に、長澤が「熱いところが似てません?」と話すと、福田監督は「若い時、熱い男だったんですよ。子どもが産まれて、熱さが良い意味で良い具合に抜けてきて。ちょうどそんな時に『銀魂』の台本書いていたもんだから、もう小栗旬しかいないと」とオファーの理由を明かした。

次に訪れた大阪では、撮影を振り返り、小栗は「夏の撮影が暑くて、暑くて。みんなでダッシュするシーンとか中に着ているライダースがびっしょびしょ!」と苦労を明かしつつ、「でも楽しかったです」と笑顔。長澤は、新たな一面を見せた自身のコメディシーンに触れ「出せる技を繰り出しました(笑)」と話し、「一度とは言わず、何度でも観ていただきたいです」と自信をのぞかせた。そんな中、佐藤が「やっぱり菅田とのアクションシーン(が楽しかった)」と明かすと、「アクションじゃねぇから!」と福田監督から容赦ないツッコミが飛んだ。

そして、最後に訪れた福岡で、“岡田将生さんはどんな印象ですか?”と尋ねられた福田監督。それを受けて、小栗が観客に「逆にどんな印象なの?」と逆質問すると、観客から「国宝!」との応えが。しかし、小栗は「顔はめちゃくちゃ綺麗。でも他は、ほぼほぼ残念」と言い、福田監督も「僕も、出会う前は“国宝”って同じ印象だったよ。でも、あんなにイジられる人なんてね……」と岡田の“どこでも愛されるキャラクター”である素顔を明かした。

続けて福田監督は「ずっと『銀魂』はツイてて。外の撮影の時はずーっと晴れてたんです。なのに、岡田くんが来た日だけ雨が降るんですよ。翌日撮影したら(堂本)剛がクランクアップなんてタイミングに、岡田くんも一緒に撮影があって……終いには台風が来ちゃって、岡田くんが、“お前のせいで雨ふっとんねん!”って剛に怒られてた(笑)」と撮影裏話を披露していた。

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