本日公開を迎えた映画『銀魂』の初日舞台あいさつが丸の内ピカデリーにて行われ、主演の小栗旬をはじめ、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、吉沢亮、ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗、福田雄一監督が出席。さらに、「エリザベス」の“中の人”として山田孝之がサプライズで登場した。
本作は、累計発行部数5,000万部を超える、週刊少年ジャンプの人気同名コミックス(集英社刊/空知英秋)が原作。パラレルワールドの江戸を舞台としたギャグとアクション、そして人情を詰め込んだ“痛快エンターテイメント”だ。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。そんな時代に侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時(小栗)と、銀時とひょんなことから出会った仲間の志村新八(菅田)、神楽(橋本)たちの身に起きるさまざまな事件を描く、笑いあり感動ありの物語となっている。
山田がエリザベスの中に入っているということは福田監督しか知らず、エリザベスが急に「暑い……」と喋り始めると、他の出演者たちは仰天。観客もざわつき始めたため、福田監督は「みんな知らなかったんだよ、エリザベスの中が……」と言いかけるが、エリザベスは「中の人なんていないんだよ! いない! 俺は俺だ!」と言い張る。しかし、その声を聞き、ムロツヨシは「なんとなく聞き慣れた声」と気付いたようで、観客からも「孝之ー!」との声が。
そして、エリザベスの中を確認するため、福田監督が口を開けようとし、2人で攻防戦を繰り広げたせいで、エリザベスはグッタリした状態に。それを見て、小栗が「俺だったら(その仕事)絶対やんない!」と言うと、山田は「自分から言っちゃったんだよね(笑)」と話し出し、「皆さん、暑い中アクションとか頑張っていたじゃないですか。僕は涼しい部屋で(エリザベスの声の収録が)3分くらいで終わったんですよ。さすがに申し訳なくて。多少は稼働した方が良いかなと思った」と明かしていた。
そして、山田は最後まで姿を現さず、エリザベスとして舞台上に立ち続けていた。