女優の早見あかりが、13日にテレビ東京の旧社屋（神谷町）にて行われた新ドラマ『デッドストック～未知への挑戦～』（同局にて7月21日よりスタート、毎週金曜24:52～）の記者会見に登壇。体調を崩し、ガラガラ声で記者にあいさつしたほか、作品の見どころなどを語った。

本作は、テレビ東京の新社屋移転を題材にした“新感覚オリジナルホラードラマ”。2016年、同局は長年親しんだ神谷町の社屋を後にし、六本木の新社屋へと移転すべく、局史上最大の引っ越しを行った。その際に処分された大量の廃棄テープの中から、いまだかつて誰も目にすることのなかった怪奇現象の映った古いテープが発見された……というのがこの物語の始まりとなる。

登場早々、ガラガラな声で「声が出ません……すいません。たぶん呪われたんだと思います。伝えたい事が伝えられなくてもどかしい」と必死に話した早見。ドラマの撮影中にも体調が悪くなったことがあったらしく、「第2話に“人形”が出て来るのですが、人形を抱える際、人形の顔がここ（首の左側）にあったのですが、そのシーンを撮影した翌日、顔が左側に回らなくなりました。また、頭痛がひどかったこともあり、ずっと塩を持っていました。実際の心霊スポットで撮ったりしたので、持って返っちゃったんだと思います」と語った。

さらに、早見は「小さい頃は（霊が）見えていて、それがだんだん見えなくなってきて、感じるだけになって、今はその力がだんだん弱まっています」と告白。続けて「小学校の時は、後ろの掃除ロッカーの前にずっとスーツを着たおじさんが立っていた。怖いものじゃない、見守ってくれているものだと思います。ライブハウスにはたくさんいました。人の念だと思います。頭を掴まれた時は怖かった」と実際に身に起こった恐怖体験を明かすと、司会の鷲見玲奈アナウンサーに「その声で話すと余計に怖いですね（笑）」と突っ込まれていた。

この日は他にも、主演の村上虹郎と監督の権野元が出席した。