テレ東のホラードラマとVRがコラボ「世にも恐ろしい作品に…」

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村上虹郎が主演を務める新ドラマ『デッドストック~未知への挑戦~』(テレビ東京系列にて7月21日スタート、毎週金曜24:52~)が、VR(Virtual Reality=ヴァーチャルリアリティ:仮想現実)とコラボレーション。7月17日(月・祝)16時よりららぽーと富士見にて「VR体験イベント」が開催されることがわかった。

本作は、テレビ東京の新社屋移転を題材にした“新感覚オリジナルホラードラマ”。2016年、同局は長年親しんだ神谷町の社屋を後にし、六本木の新社屋へと移転すべく、局史上最大の引っ越しを行った。その際に処分された大量の廃棄テープの中から、いまだかつて誰も目にすることのなかった怪奇現象の映った古いテープが発見された……というのがこの物語の始まりとなる。

この「デッドストック×VR」は、心理カウンセラーの肩書も持つ三宅隆太が脚本・監修を手掛けた。本編と同様のセットを使用しているほか、ドラマ出演者である村上や早見あかりも登場し、まるでドラマの世界に入ったような没入体験が楽しめる。

今回こだわった点を、三宅は“視点の誘導”と明かし、「従来の映像表現とは異なり、VRにはフレームという概念が存在しません。目の前に拡がる世界の“どこを見ても良い”というのが最大の特色です」とコメント。その一方で、ホラー作品は「ユーザーの視点をいかに誘導するか」が恐怖を生み出す最大のポイントだと語り、「アングルの変化やカット割り等で恐怖を表現することができないVRという媒体で、どのように視点を誘導するか。長年ホラー作品に携わってきた経験則を活かし、VRならではの恐怖を追求しました」と告白。「高橋英介ディレクターをはじめとするVRの専門集団“株式会社シータ”の優秀なスタッフたちの実力が遺憾なく発揮され、世にも恐ろしい作品に仕上がっています」と自信を見せた。

最後に、「テレビで眺めることしかできなかった登場人物たち、彼らが普段過ごしている“未確認素材センター”で起こる数々の恐怖現象……。あなたはそれらを“観る”のではなく、その場に“いる”のです」と述べ、「心臓の弱い方はくれぐれもご注意して体験してください」と呼びかけた。

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