西田敏行×寺尾聰、シーン初共演!直木賞作家・浅田次郎の『琥珀』をドラマ化

2017年06月15日 06:04

西田敏行と寺尾聰が、今秋にテレビ東京系列で放送されるヒューマンドラマ『琥珀』にて、“シーン初共演”を果たすことがわかった。

本作は、歴史小説から現代小説まで幅広く執筆し、多くの読者を魅了し続けている直木賞作家・浅田次郎の同名小説が原作。“蜃気楼”で有名な北陸・魚津を舞台に、不器用な大人たちが織りなす、サスペンスフルな展開が時に切なく、心に迫るヒューマンドラマとなっている。

『角筈にて』(1999年)、『天国までの百マイル』(2001年)、『ラブ・レター』(2003年)、そして『シューシャインボーイ』(2010年)と、これまで高い評価を獲得してきた“西田敏行×浅田次郎”のゴールデンコンビによる過去作。7年ぶりとなる待望の5作目『琥珀』では、脚本家に『イグアナの娘』や『ちゅらさん』などの代表作を持つ岡田惠和を迎える。

「岡田さんのサイドストーリーを含めた脚色も素晴らしく、密度の濃い芝居ができたので、胸はずむ楽しい撮影現場となりました」と撮影の感想を語った西田。演じる米田勝己については、「職場では“ダメなやつ”と判子押されるタイプの刑事なのですが、最後の最後に、社会に対して行った悪に対して落とし前をつけてやろうという気持ちで寺尾さん演じる荒井の元に出向きます。しかし、一緒に過ごすうちに気持ちを抱え込まれてしまうという、相手の心境をおもんぱかる、トゲの無い刑事、とんがってない刑事を演じました」と説明した。

寺尾が演じる荒井は、魚津で喫茶店「琥珀」を営む店主。他人との接触を避けるように休日も家から外出すること無くひっそりと田舎町に身を潜め静かに暮らしていたが、米田が店を訪れたことで“隠していた過去”が動き始める、という役どころ。演じてみて、寺尾は「背負っているものを持ちつつずっと身を潜めていた男です。その男を捕まえに来た人が単に捕まえに来ただけの人ではなかった、というのがドラマのベースです。職業から離れた男と男の関係、演じていて楽しかったですね。良い感じに出ていればと、期待しています」と語った。

また、実際に同年齢である西田と寺尾は、これまで同じ作品へ出演することもあったが、芝居で絡む“シーン共演”は、これが初めてとなる。この共演について、寺尾は「西田さんとは1度はちゃんと共演したいと思っていました。『釣りバカ日誌』や『半落ち』で共演させてもらったこともありますが、同じシーンで向き合うことが無かったんです。僕の中で非常に興味深い俳優だったので“どこかで1度!”と思っていたことがあり、やっと実現した、そんな嬉しい気持ちで撮影に臨めました」と喜びを述べた。

それに対して、西田も「“念願叶った!”って感じですね」と明かし、「喫茶店のカウンター越しでのやり取りだけで、僕の想像を超える“過去に何かを持ってる男”という感じがにじみ出ていて……。その横顔を見ているだけで涙が出てきたシーンもありました。やはり、良い役者と一緒にやってると楽しいですね!」と、寺尾を絶賛していた。

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