アニメ版『釣りバカ日誌』で主人公のハマちゃんを演じた山寺宏一が、6月16日放送のドラマ『釣りバカ日誌Season2　新米社員浜崎伝助』（テレビ東京系列、毎週金曜20:00～）の最終話にゲスト出演することがわかった。

本シリーズは、国民的映画『釣りバカ日誌』の初の連続テレビドラマ化作品。Season1では、初回視聴率10.8％、平均視聴率8.1％を記録した。また、今年の1月2日には、“新春ドラマスペシャル”として特番を放送。こちらも、他局に豪華番組が並ぶ中、視聴率7.5％を獲得した。Season2では、“新入社員”から“新米社員”になったハマちゃん（濱田岳）が、しっかり……するワケもなく、相変わらずのマイペースっぷりで大騒動を巻き起こす。もちろん、スーさん（西田敏行）との釣りバカ師弟コンビも健在だ。

アニメに引き続き『釣りバカ日誌』への出演が決まり、山寺は「実は、ドラマ版にはSeason1から注目していました。その頃、僕はまだ『おはスタ』に出演していて、そこで番組のことをご紹介させていただいたりしました。でもまさか自分が出演することになるとは思っていませんでした（笑）」と驚きを露わに。2002年から2003年にかけて放送されたアニメ版でハマちゃんの声優を務めた山寺は、『釣りバカ日誌』に非常に思い入れがあると語り、「映画も大好きでしたけど、ドラマになって濱田さんがハマちゃん、西田さんがスーさんを演じるという素晴らしいキャスティング。そこに出演できることを嬉しく思っています」と喜んだ。

山寺が演じるのは、ハマちゃんが訪れる釣り具店の店長。濱田と共演してみて、山寺は「彼が『金八先生』に出ている時に、武田鉄矢さんとの絡みを見て“彼は天才だ！”“すごい子がいるよ！”って周りに話していたんです。その後、プライベートで一緒にご飯に行く機会があって、そこで彼に思いのたけを伝えたことがありました（笑）　今回、2人の絡みだったので、台本を読んだ時に“うわぁ～やりたい！”って思って。濱田くんと共演できて本当に嬉しかったです」と感想を。「僕は原作者でもある、やまさき十三先生が監督を務めた『あさひるばん』という映画に出演させてもらっていて、そこでは西田さんと共演したりと、やまさき作品にご縁があって、色々と関わらせていただきましたので、非常に嬉しいですね」と語った。

そして、濱田が演じる“ハマちゃん”については、「これはみんなが思っていることだと思いますが、はまり役だと思います。これ以上ピッタリな人は絶対いないだろうと。僕が言うのもなんですが、お芝居が上手くてコメディーセンスもあって、西田さんとの掛け合いを見ていてもピッタリだと思います」と絶賛。さらに、自身が演じた“ハマちゃん”を振り返り「アニメ版の時は、（西田が演じた）ハマちゃんの持っているイメージをアニメでどう出していくか、という点でとても苦労したことを覚えていますね」と回顧した。

最後に、「非常に大切な最終回です。僕の出番は少しですが重要なシーンだと思うので、是非楽しみにしていていただきたいです」と視聴者にメッセージを送った。

また、最終回には山寺のほか、壇蜜もゲスト出演。ハマちゃんとスーさんがイワナ釣りに出かけた際に出会う、地元の美女・滝沢鮎子を演じる。