女優の飯豊まりえが、テレビ東京系列にて7月よりスタートする新ドラマ『居酒屋ふじ』（毎週土曜24:20～）のヒロインを務めることがわかった。

永山絢斗と大森南朋がW主演を務め、東京・中目黒に実在する居酒屋「ふじ」を舞台とした本作。今イチ人生がパッとしない売れない若手俳優・西尾栄一（永山）が、大森（本人役）をはじめ、実名で登場する常連客の著名人から語られる言葉や、「ふじ」の“おやじ”が残した豪快な逸話に刺激を受けながら、泣き、笑い、挫折を感じながらも、再び夢を追い始める姿を描いた人情味溢れるヒューマンドラマだ。

また、本作には大森のほかにも“本人役”として、篠原涼子、大杉漣、水川あさみなどがゲスト出演することが決定しており、飯豊は「最初、出演される方を知ったとき、“えーっ！　テレビで見ている人だ！”と思いました。そんな不思議な感覚がありながら楽しく撮影していました」とコメント。そんな共演者については、「永山さんは最初の印象と違っていて、勝手にもっと怖い人だと思っていました。ですが、実際、お会いしたらすごく柔らかい印象で。ギャップ萌えしました（笑）　大森さんはそのままでした。昔、美容院で“大森南朋さんみたいな髪形にしてください”と言ったことがあって（笑）　それをご本人に言えたのが良かったです」と楽し気に話した。

飯豊が演じるのは、小さな印刷会社の事務をしているOL・鯨井麻衣。「ふじ」がきっかけで西尾と出会い、徐々に惹かれ合っていくという役どころ。「麻衣は人間らしい女の子。夢があって、それを叶えるためには手段を選ばずにいろいろとやってみる子です」と説明。さらに、撮影を振り返って「初めて経験することばかりで、たくさん収穫がありました。チークダンスも初めて踊りました！　今度どこかで踊ってみようかな（笑）」と明かした。

倉地雄大プロデューサーは、飯豊の起用について「どんな役にでもなれる演技力と圧倒的な透明感。映画・ドラマ・CM等に引っ張りだこの今をときめく飯豊さんの代名詞だと思いますが、僕はそれに加えて、バラエティ番組等で見せる圧倒的なアドリブ力がこの役に必須だと思い、飯豊さんにオファーしました」と告白。また、「作品の“空気感”を何より楽しんでもらいたいですし、アドリブ大歓迎！　という世界観で作っています。ドッキリ等で見せた素晴らしい切り返しや機転の利いたアドリブを言える飯豊さんが光るのは、このドラマだと思っています」と絶賛し、「篠原さん、大杉さんなど豪華ゲスト陣との掛け合いや、西尾との恋の行方にもご注目ください！」と見どころを述べている。