ファンの家に住む30歳歌手、暮らしぶりが不思議すぎる

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5月22日に放送された『家、ついて行ってイイですか?(明け方)』(テレビ東京、毎週月曜28:00~)に、ファンの家に住む30歳の女性歌手が登場した。

この番組は、同局にて毎週水曜21時から放送中の『家、ついて行ってイイですか?』の傑作選。終電を逃した人にタクシー代を払うので「家、ついて行ってイイですか?」とお願いし、家について行く“完全素人ガチバラティ”だ。

この回で、スタッフが新橋駅でインタビューを行っていたところ、ライブハウスで歌を歌っていて、客と話していたら終電を逃してしまったという女性を発見。「雨本ふみ」と名乗ったその女性は、昭和歌謡のバンドを組んでおり、さらには自分で作ったオリジナル曲を弾き語りしているという。鹿児島の種子島出身で、現在30歳だというふみさん。歌での稼ぎは月4~5万円で、それでは生活できないため、昼に“OLごっこ”をしているそう。また、早稲田大学出身だということを明かし、「お堅い実家で、東京に出るには“東京に行ける理由になるくらいの大学に行かなきゃいけない”と思った」と話した。

そして、新橋から約26.6kg離れた三鷹の家に着くころには、タクシーのメーターは12,900円に。三鷹の家には3年前から住んでおり、なんとその家は、70歳を過ぎた金持ちのファンの家の2階だという。家賃は払っていないが、「(その人には)変な下心とか、やましい気持ちがあるわけではない」と、ふみさんははっきり断言した。

家に入ると、さまざまな歌やライブで使う小道具を披露してくれたふみさん。弾き語りに憧れたきっかけは、シンガーソングライターの川本真琴だと言い「斬新な歌詞と斬新なメロディーをバーッと歌っているのを見て、“あれをやってみたい!”と思った」と語った。

そんな時、不在だった家主が帰宅。帰宅途中にLINEで連絡したものの、趣旨が伝わっておらず、かなり激怒していた家主。しかし、カメラを置いてスタッフが丁寧に事情を説明すると、取材OKに。さらに、家主も一緒に映って良いということで話を聞いてみると、家主の名前は和雄さん(75歳)、元々大学教授をやっており、繊維を主に研究していたという。結婚経験はなく、現在も独身。ふみさんの印象について聞くと、「声も良いし、容姿端麗だ」とべた褒めした。

今はこうした生活を送っているが、元々は普通の会社に就職していたというふみさん。「学習塾に就職したって言ったら、(両親が)喜ぶかなぁと思って。初任給で何かプレゼントを贈るくらいのことはしたいなぁと思ったから、半年は務めた」とのこと。両親共に教師で、地元で教師をしてほしいと思っている気持ちもわかりつつ「バカみたいに生きたかった」というふみさんは、現状を親に詳しく話しておらず「30歳にはやめるって言ったけど、辞めないかな……」と吐露。

最後に、スタッフに「次はどんな歌を作りたいか?」と聞かれると、「ピアニカっていったら、小学校の頃の思い出とか醸し出す音質が歌の本質になると思いきや、ドエロイ歌を書きたい。言葉のイメージと雰囲気等を裏切るような歌をいっぱい作って、30年後くらいに若い女の子が似たような事をやっていたら面白いなと思う」と語っていた。

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