茂木健一郎、お笑い界“オワコン”発言を反省「Twitterには要注意!」

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脳科学者の茂木健一郎が、4月11日に放送された『わざわざ言うテレビ』(テレビ大阪、毎週火曜24:12~)に出演。お笑い界を「オワコン」と称したことについて、赤裸々に語った。

最近、自身のTwitterにて、お笑い界を「オワコン(終わったコンテンツ)」とつぶやき、ダウンタウンの松本人志らお笑い界の重鎮から大批判された茂木。今回番組では、そんなTwitter騒動の裏側をわざわざ聞き出すため、大阪ロケを敢行することに。

もともとお笑いが大好きで、なんばグランド花月のスタンプカードがいっぱいになるくらい通っているという茂木。では、なぜそんなことをつぶやいたのかというと、茂木は「トランプさんが大統領になってから、アメリカのコメディアンがテレビでトランプさんのことを笑いにして批評したりしているのがすごく良いと思った。でも、日本のテレビを見ると意外とそういうのがないから、どうなのかな? と思ったのがきっかけ」と説明。

さらに「何年か前に、よしもとの若手の方と一緒に番組をやっていた時に“日本でも政治的な笑いをやった方がいいんじゃないですか”と言ったら、“僕たちはそういうのやらない”とか“やりたくない”っておっしゃってたのがずっと心に残っていて。そういうことも色々あって、今回のツイートを……」と話した。

それに対し、MCのウーマンラッシュアワー村本大輔は「こうやって議論するのが大事。茂木さんがその発言をしてから、いろんなテレビ番組が茂木さんを呼ばず、“茂木さんがこんなこと言ってました”ってスタジオの芸能人全員が茂木さんの悪口を言っている」と苦言を呈し、同じくMCのメッセンジャー黒田有は「茂木さんがテレビ業界にいなければ仕事ができない人であれば、これは問題があると思う。それは、(テレビを)作っている側に世話になっているわけやから。でも、茂木さんはそうじゃない。茂木さんの言うことに対していちいち言うのであれば、“こういう人もおるんだ”というぐらい。俺はね」と自論を展開した。

そして、この騒動について、茂木は「批判より愛!」「個性を輝かせよう!(ミラーニューロン)」「Twitterには要注意!」というフリップを用意。「僕はお笑いが好きなんです。好きだってことを言えばいいのに、変な批判から入ったことが間違いだった」「脳の中に“ミラーニューロン”という鏡のように働く神経細胞がある。日本と外国の笑いが違っていたとしても、それを鏡として日本の笑いを見つめなおせばいい。どっちが良い、悪いとか言うことじゃない」と、自身の反省点を述べていた。

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