テレビ東京系列にて4月21日よりスタートするドラマ『釣りバカ日誌 Season2 新米社員 浜崎伝助』（毎週金曜20:00～）に出演する濱田岳と西田敏行が、同局の入社式にサプライズで登場。劇中で演じる役柄・ハマちゃん（濱田）とスーさん（西田）に扮し、髙橋雄一社長と名刺交換を行い、新入社員たちにエールも送った。

まず「入社おめでとうございます！」とあいさつしたハマちゃんは、「お祝いに駆け付けたのと、新入社員のみなさんがやる気にみなぎっている所に乗じて、番宣をしようという鈴木建設のあくどい営業方法です（笑）」とニヤリ。スーさんは、「ハマちゃんは働いているとはなかなか言い切れませんでね。釣りばっかりやっとる男なんで。でも、会社全体を“ふわん”とした、柔らかい空気を作ってくれる。テレビ東京でもそういった逸材が欲しいんです。でも全員ハマちゃんになっちゃうと、日本経済は破綻しますので、その辺はバランスよく働いていただきたいと思うんですが」と語り、笑いを誘った。

続けてスーさんは、新入社員に「君はどういう方向でこれからやっていきたいのかな？」と質問。「ドラマをやりたいと思っています。いつかご一緒できたら」という答えに、「今テレビ東京のドラマ制作は意欲的で、深夜枠もかなり実験的にドラマを作っている。『バイプレイヤーズ』はご覧になったことあるかな？　試みがとっても素晴らしいと思っております。まさか 『ドクターX』（テレビ朝日）ばかり見てるわけじゃないですよね（笑）。その後（の時間）にやっている山田孝之くんの映画作り（『山田孝之のカンヌ映画祭』）もなかなか面白いですよ」とテレビ東京のドラマを絶賛。さらに「いつかプロデューサーとして会いましょうね。私使って下さいね（笑）」とスーさんとして話しているはずが、西田の本音が漏れる場面もあった。

また、社会人としてのアドバイスを求められると、ハマちゃんは「（ハマちゃんは）、“自分は自分”で貫き通して、三課の人々も段々諦めに入っている。だから、結構やったもん勝ちかなと思っています。もちろん会社に於いて組織にいると社会性は必要なんですけど、ハマちゃんみたいな生き方は憧れるので、もちろんスーさんが言っていたように全部はマネしちゃイヤですけど、自分らしくのびのび働けるのが理想かな」と述べた。

入社式を終え、新入社員の印象を聞かれると、スーさんは「初々しい。見ていて清々しい……まだ汚れてないんだなあという感じがした。これから社会に出て色んな空気も吸うんでしょうけど、是非頑張って志をもって日々の仕事に打ち込んでほしいなと思います」とコメント。ハマちゃんは「キラキラした目で僕らをみてくれていたので、ふざけて出て行こうと思っていたんですけど、言えなくなるようなキレイな感じで……緊張しちゃいました」と、フレッシュさを感じていた。

また、テレビ東京の入社式に芸能人が来るのは、今回が初。それについて、スーさんは「それは名誉なことですね。これはもう末代まで語り継いでいかれるってことですね」と喜び、ハマちゃんも「初代ってことですからね！」と目を輝かせていた。

『釣りバカ日誌 Season2 新米社員 浜崎伝助』は、国民的映画「釣りバカ日誌」の初の連続テレビドラマ化作品。Season1では、初回視聴率10.8％、平均視聴率8.1％を記録した。また、今年の1月2日には、“新春ドラマスペシャル”として特番を放送。こちらも、他局に豪華番組が並ぶ中、視聴率7.5％を獲得した。Season2では、“新入社員”から“新米社員”になったハマちゃんが、しっかり……するワケもなく、相変わらずのマイペースっぷりで大騒動を巻き起こす。もちろん、スーさんとの釣りバカ師弟コンビも健在だ。