千鳥MC『キングちゃん』誰も出たがらないけど大人気でレギュラー復活

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お笑いコンビ・千鳥がMCを務める『NEO決戦バラエティ キングちゃん』(テレビ東京)が、4月10日(月)からレギュラー番組として復活。以前と同じく、毎週月曜24時12分からの枠で放送されることが決定した。これに先駆け、21日に同局で取材会が開催され、番組にかける意気込みなどを語った。

同番組は、千鳥とゲストの人気芸人たちが多様なジャンルで「夢のマッチメイク」を実現する新感覚バラエティ。テレビ東京で2016年7月からスタートし、当初1クールのみの予定として始まったにも関わらず、好評を博し2クールにわたって放送。今年1月2日に放送されたお正月特番をもって惜しまれつつ終了したが、復活を求める声が数多く届き、4月2日(日)の21時54分からの2時間スペシャルが放送をもって復活を果たす。

レギュラーとして復活することが決定し、ノブは「言葉で言い表せないくらい、めちゃくちゃ嬉しかったですね。今まで一緒にやってきた大悟と初めて抱き合って喜びたいくらい。照れくさくてできなかったけど(笑)」と語り、大悟は「本当に嬉しかった。ずっとこういう番組がやりたくて芸人になって……(以前放送していた時は)終わるとわかっていたんですけど、それがもう1回やれるということで、嬉しいです」と共に“嬉しい”を連呼した。

初回の企画「千原ジュニアプロデュース王」には千原ジュニア、第2回の企画「もらい泣きさせ王」には劇団ひとりなど、千鳥の先輩となる芸人がゲスト出演。すでに収録は終えており、ノブは「やっぱり面白かった。“こんな方が出てくれるんですか!?”という大先輩が出てくださいました。過酷な企画で、めちゃめちゃ滑ったんですけど……(笑) ゲストの皆さんはすごく面白くて、こんな楽しい企画をテレビでやらせていただけるなんて、夢のようです」と感想を語った。

また、ノブは「僕や佐久間宜行プロデューサーのTwitterに“復活してください”“面白いのに何で終わってしまうんですか”という声が届いて、その中に“どうしたら復活できるんですか?”という質問があったので“テレビ東京さんのホームページに書き込んでみたらどうですか”って適当に言ったら本当に書き込んでくださった方がたくさんいたみたいで。それでテレ東の偉い方も“やってみようか”ってなったのかもしれないですね」と、反響が復活に繋がったのではと予想した。

また、視聴者だけでなく芸人仲間からも反応が多かったらしく、大悟は「僕はTwitterをやっていないので、一般の人からの声は1回も聞いたことがない(笑) 芸人はほとんど、ルミネの喫煙所で『キングちゃん』の話をしてくれましたね。誰も“出たい”とは言わなかったけど……」と明かした。

今後の目標を聞かれると、ノブは「『ゴッドタン』(同局の人気バラエティ)がすごく好きなので、背中を追いかけるという意味では10年ぐらい続けられたら。ゴールデンタイムでできたら嬉しいですけど、どっちかというとこの番組をライフワークにしたいと思っています」と意気込み、大悟は「ゴールデンとかは本当に考えていない。こっそりずっと長くやっていきたい。最近色々あるので、芸人の復帰番組とかになってもいいですね。井上裕介(NON STYLE)とドライブするとか」と冗談めかし、記者の笑いを誘っていた。

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