バナナとチョコレートが消える?新型伝染病、カカオ豆高騰で危機に

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2月6日放送の『未来世紀ジパング』(テレビ東京系列、毎週月曜22:00~)は、「みんなが大好きなバナナとチョコレートが危機!?」と題し、バナナとカカオ豆に起こっている出来事を取り上げ、それに日本の企業がどう立ち向かっているのかを取材する。

日本で売っているバナナの9割を輸入しているフィリピン・ミンダナオ島を取材すると、深刻な被害を受けていることが発覚。バナナの木が枯れたり、黒ずんだりする新型の伝染病が流行しており、雨や人の靴を介して感染するこの病気は、急速に拡大しているという。

そんな中、岡山県で“奇跡のバナナ”の開発が進んでいた。バナナは赤道付近の熱帯・亜熱帯地域でしか育たないが、岡山県で露地でも栽培できる寒さに強いバナナを生産。しかも、その生育方法は常識では考えられない“氷河期の再現”だという。果たしてその方法とは。

危機を迎えているのは、バナナだけではない。チョコレートも「2020年に危機を迎える」と言われている。中国・インドなどの新興国の需要が伸び、カカオ豆の需要が供給に追いついていないのだ。さらに、カカオ豆の値段が高騰、生産国のインドネシアやメキシコでは、カカオ農家の囲い込み合戦が起こっていた。その現状に、日本のチョコ関連企業はどう立ち向かっているのか、活動を追った。

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