北大路欣也・志賀廣太郎が「PPAP」披露!泉谷しげるは「クソ面白くねえ」

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北大路欣也泉谷しげる志賀廣太郎が、1月20日よりスタートする新ドラマ『三匹のおっさん3~正義の味方、みたび!!~』(テレビ東京系列、毎週金曜20:00~※初回は15分拡大)の記者会見に出席。志賀がステージ上で、今話題の「PPAP」を踊る場面があった。

本作は、「図書館戦争」「空飛ぶ広報室」など、数々のドラマ化・映画化作品を世に送り出している人気作家・有川浩の小説が原作。キヨ(北大路)、シゲ(泉谷)、ノリ(志賀)のかつての悪ガキ3人が結成した私設自警団“三匹のおっさん”が、悪徳商法や結婚詐欺など、町内にはこびる悪を次々に成敗する痛快なストーリーが人気を呼び、パート1の最終回の視聴率は12.6%、平均の視聴率も10.6%を記録。1989年以降のプライムタイムのテレビ東京の連続ドラマ(時代劇を除く)では最高の数値を叩き出すなど話題となった。

この記者会見の前には第1話の先行試写も行われ、一般客も多数参加。集まった観客を見て、北大路は「皆さんの応援をもって結ばれ、みたび戻ってきました。本当に嬉しく思っております。スタートから足掛け4年ですけれど、今のところ足も大丈夫ですし、なんとか立ち回りも一生懸命やることができています。何より、皆さんの応援によって我々は生かされている。これからもどうぞよろしくお願いします」と、丁寧に感謝を述べた。

泉谷は「しかしひどい現場でよぉ、昨日なんてマイナス2度だぞ! そんな中で飛んだり跳ねたり……冗談じゃねぇよ~。NGなんかいいじゃねえかよ! と思うんだけど、細かく撮りやがるんだよ、バカヤロー! 皆さん、同情しながら見てください」と、いつもの“泉谷節”をきかせて挨拶。続く志賀は「シゲさんの後にしゃべるのは実にやりにくい……」とボヤきつつ「街でお声掛けいただくことが嬉しい。多くの方にご認識していただいていることが、俳優冥利に尽きる。これからも末永い応援よろしくお願いします」と、しっかり観客に呼びかけた。

また、撮影の手応えを聞かれると、北大路は「ひどいくらい厳しい現場を乗り越え、熱い思いが伝わってくる。『三匹のおっさん』は、(現場は)寒いんですけど(ストーリーは)あったか~いんですよ。その思いに救われて、一丸となってやっております」とコメント。一方、泉谷は「(寒さについては)ふざけんなよだけど、本当にみんなが喜んでくれるのはありがたい。単純に笑って泣けるのは、それだけ丁寧に撮っているということ。そこまで考えれば、労が報われる。昨日なんて、レンズがぼやけているから撮りなおしたいって言われて、“見ているやつほとんどボケているからいいじゃねーか!”って言ったのに“ダメです!”って(笑)」と毒舌を吐きつつ「1カットにすごい時間をかけている」と、撮影のこだわりについて明かした。

そんな中、第1話のとある場面で、昨年大ブームを巻き起こしたピコ太郎の“PPAP”をキヨとシゲが披露するシーンがあり、それについて北大路は「ちょうどピコ太郎がバッと広まった時に撮影があって、現場でノリさんに教わった」と裏話を告白。志賀は「あれは監督のアイディアだったんだけど、言われたとき“何のこっちゃ”と思った(笑)」と振り返った。

すると、泉谷は「だいたいあのクソ面白くねえものをよくやったよな」と、またもや毒舌を発揮。「何がおもしれえんだってな? (2人が)ずっと楽屋で練習してるんだよ。“流行に乗るんじゃねぇ”って言ってたんだけど……(本番では)面白かったね(笑)」と話し観客の笑いを誘うと、司会の須黒清華アナウンサーから「今やってもらっていいですか?」とムチャブリが。志賀は嫌がる顔もせず、全力で「PPAP」を披露し、会場は拍手喝采に包まれていた。

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