嶋田久作、佐野史郎、柄本明ら『銀と金』ゲスト俳優が“クセ者”ばかり!

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池松壮亮が主演を務める新ドラマ『銀と金』(テレビ東京系列にて1月7日よりスタート、毎週土曜24:20~)に出演する豪華ゲストが発表された。

本作は、『カイジ』『アカギ』などギャンブル漫画の第一人者で、カリスマ的人気を誇る漫画家・福本伸行による同名コミックが原作。福本作品が民放で連続ドラマ化されるのは、今回が初。何事もうまくいかず、ギャンブルに逃げていた森田鉄雄(池松)が、“金がすべて”の裏社会を仕切る大物フィクサー・平井銀二(リリー・フランキー)に出会い、欲望に踊らされる悪の紳士たちを、経済的にも精神的にも粉砕し、多額の金を奪い取る、「悪」vs「悪」の「究極のマネーゲーム」を描いた魑魅魍魎の“ブラックエンターテインメントドラマ”となっている。

ドラマでは、原作の中から「株の仕手戦編」「セザンヌ編」「ポーカー編」「麻雀編」を放送。「株の仕手戦編」(1話~3話)には、自由民生党議員・海堂正行役で丸山智己、秀峰創業グループのドン、仕手戦の本尊・梅谷哲役でダンカン、自由民生党・竹本会No.2の伊沢敦志役で嶋田久作。「セザンヌ編」(4話~6話)には、画商でギャラリー中島オーナー・中島明夫役で佐野史郎。「ポーカー編」(7話~9話)には、西条建設の御曹司・西条達也役で大東駿介、西条たちにカモられ乱暴された被害者の友人・伊藤美緒役で高月彩良。そして「麻雀編」(10話~12話)には、カジノ王で日本最大パチンコチェーン総帥・蔵前仁役で柄本明が登場する。

さらに今回、レギュラーキャスト陣からクランクアップを迎えてのコメントが到着。以下にて紹介する。

<森田鉄雄役 池松壮亮>
今作では心の収穫というか、いろいろなものをいろんな人たちにもらって、とても濃厚な1か月半でした。最初はこれを映像化できるのかと思っていましたが、なんとか撮り終えることができたので、あとは楽しみにするしかないです。

<平井銀二役 リリー・フランキー>
すごく長いような気がしましたがあっという間に終わってしまいました。おもしろいドラマに参加できたと思っています。本当にオンエアーを楽しみにしています。僕が(撮影日に)いない間、森田がどういう活躍をしているのかがちょっと気になっています。毎日朝5 時起きっていうのがちょっと珍しかったものですからすっかり体調悪くなりました。『銀と金』はたとえば麻雀だったり、ポーカーだったり、そのもののルールがわからなくても、なにか根本的な人間のお金に対する感情とか、人に対する感情とかっていうものは、そういうもの(ルール)を度外視にしても伝わるものになっていると思いますし、ひとりの森田っていう男の成長物語としてもすごく楽しめる作品になっていると思います。

<安田巌役 マキタスポーツ
『銀と金』はすごく人気漫画で、原作者の福本先生もプロデューサー陣も、監督にしても、ものすごく思い入れの強い名作をドラマ化するときには、いろいろな障害があると思うんです。従来のファンの方々の持っているイメージとかもありますから、それに対してそれぞれ役者の人たちも自分なりに一生懸命努力した結果が出ていると思います。お金とか、欲とか、人間の本質的なところが描かれている作品なので、見流すことなくじっくりと味わって、編集の合間にある行間みたいなものとかを感じながら見て頂けたらと思います。

<巽京子役 臼田あさ美
連続ドラマで1か月半っていうのはあっという間で、連日撮影でハードだなという日もありましたが、本当に池松さん始め、リリーさん、マキタさん、淳さんと一緒にいる時間は他じゃ味わえない時間だったな、と強く感じます。なのでその寂しさはあります。『銀と金』はギャンブルとか、大金が動いたりとか、すごくヒヤヒヤ、ハラハラするシーンも多いんですけど、森田の成長とともに5人が仲間で温かいというところも伝わればいいなと密かに思っています。

<船田正志役 村上淳
この『銀と金』は過去にVシネマで作られていて、僕は子どもの頃にそれを見て、なんかいいなって思っていました。まず、僕らは俳優部という一部署なんですけども、スタッフの方々、監督に本当にご迷惑をかけたし、救われたなと思います。特に印象に残っているのは、今回のレギュラー5人で、この素晴らしいカンパニーで、43歳で2016年が終わる前にやれたことは、またもうひと踏ん張り、もう二踏ん張りしてみようと思える、思わせてくれるキャストに出会うことができたなと思っています。

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