鈴木杏「蜷川幸雄さんは今でも劇場にいる気がする」

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女優の鈴木杏が、12月20日に放送された『チマタの噺』(テレビ東京系列、毎週火曜24:12~)にゲスト出演。今年5月に亡くなった演出家・蜷川幸雄さんに対する思いを語った。

番組MCの笑福亭鶴瓶が、「ある種、小栗旬とか藤原竜也とか鈴木杏とかを残してくれたのは、やっぱり蜷川幸雄さんやね」と言うと、鈴木も同意。「ホント父親みたいな感覚ですね。スゴく繊細でやっぱり優しい方だったなと思います。情の大きさみたいなものが全然違う」と、蜷川さんについて振り返った。

これまで、舞台『ロミオとジュリエット』や『海辺のカフカ』など、数々の蜷川作品に出演してきた鈴木。10か月通しで蜷川さんと一緒に仕事をしたこともあると言い、鶴瓶に「(蜷川さんが)死んだ時どうしたの?」と聞かれると、鈴木は「いまだにちょっと“ホームシック”みたいな気持ちになりますね」と告白。

さらに、鶴瓶に「おるの? どっかに」と問われると、「劇場にいるんじゃないかなっていう気はします」と述べ、「オペラ座の怪人のように劇場にいると思います。今でも」と、笑顔で語っていた。

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