実写『銀魂』小栗旬、菅田将暉、橋本環奈がキャラを「完全再現」

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2017年夏に公開予定の映画『銀魂』で、主人公・坂田銀時を演じる小栗旬、志村新八役の菅田将暉、神楽役の橋本環奈の“万事屋3人組”のキャラクタービジュアルが解禁となった。

本作は、累計発行部数5,000万部を超える、週刊少年ジャンプの人気同名コミック(集英社刊/空知英秋)が原作。パラレルワールドの江戸を舞台としたギャグとアクション、そして人情を詰め込んだ“痛快エンターテイメント”だ。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。そんな時代に侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時と、銀時とひょんなことから出会った仲間の志村新八、神楽たちの身に起きるさまざまな事件を描いていく、笑いあり感動ありの物語。

小栗らのほか、新八の姉・妙役に長澤まさみ、桂小太郎役に岡田将生、平賀源外役にムロツヨシ、近藤勲役に中村勘九郎、土方十四郎役に柳楽優弥、沖田総悟役に吉沢亮、岡田似蔵役に新井浩文、武市変平太役に佐藤二朗、来島また子役に菜々緒、村田鉄矢役に安田顕、村田鉄子役に早見あかり、高杉晋助役に堂本剛と、“主役級”のキャストが勢揃い。この、あまりにも豪華なキャスティングが大きな話題を呼び、果たしてビジュアルがどのようになるのか『銀魂』ファンを中心に期待が渦巻いていた。

そんな中、満を持して万事屋3人のビジュアルが公開。これまでにも「ルパン三世」や「花より男子」などで超人気キャラクターを多数演じてきた小栗は、2か月間にもわたるアクショントレーニングで銀時らしい逞しい身体を鍛え上げたほか、地毛も銀髪に染め上げ、さらにウィッグを使い銀時の特徴的な天パを完全再現。トレードマークともいえる“洞爺湖”(とうやこ)土産の木刀を手に、強い眼差しを向けている。銀時は普段は気の抜けたような向上心ゼロの怠け者だが、かつては攘夷戦争に参加し“白夜叉”の異名を持つ伝説の侍というギャップのある人物で、男性だけでなく多くの女性ファンの心をもつかんでいる超人気キャラクターだ。

また、菅田演じる志村新八は、姉の妙とともに、廃刀令のあおりで閉鎖の危機に陥った父親の遺した剣術道場を切り盛りしている少年で、ひょんなことから銀時と出会い、万事屋で働くことになる人物。ヘタレだが、侍としての強い信念を持ち合わせている。物語の要とも言える重要なツッコミ役でもあり、メガネキャラをいじられ続ける、隠れた人気キャラクターだ。役者としての高い評価もさることながら、2016年ベストドレッサー賞を受賞するなどピカイチのファッションセンスを誇る菅田がこれまでのイメージを覆す、“超地味なメガネキャラ”である新八を見事に体現。劇中でどのようなツッコミを披露してくれるのか期待が高まる。

そして、橋本演じる神楽は、宇宙最強ながら絶滅寸前の戦闘種族・夜兎(やと)族の生き残りの少女で、同じく銀時の万事屋で働く。旺盛な食欲は他の追随を許さず、可愛らしい容姿とは裏腹に毒舌でだらしのない性格というギャップが魅力の人気キャラクター。そんな神楽に真正面から向き合った橋本は、役作りの過程で地毛をオレンジ色に染め上げ、さらに、青い瞳、チャイナ服という容姿を完璧に再現。橋本が演じる完璧な“神楽”がどんな大暴れを見せてくれるのか、注目が集まる。

そのほかのキャラクタービジュアルは、今後続々と解禁予定。ますます『銀魂』から目が離せなくなりそうだ。

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