小栗旬、再び吉田鋼太郎の“恋の相談相手”に『東京センチメンタルSP』出演決定

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俳優の小栗旬が、2017年1月3日(火)に放送されるSPドラマ『東京センチメンタルSP~千住の恋~』(テレビ東京)に、連続ドラマに引き続き出演することがわかった。また、主人公・久留里卓三(吉田鋼太郎)の息子・高倉正弘役を福士誠治、そのフィアンセ・海老原留美役を鈴木杏が演じることもあわせて発表された。

2014年の年末特別ドラマとして、そして2016年1月クールの「ドラマ24」枠で連続ドラマとしても放送された本作は、東京・言問橋の老舗和菓子屋「くるりや」の職人で、私生活では女性関係にだらしがなく、3度の離婚経験のある久留里卓三が繰り広げる日常を描いた、完全オリジナルドラマ。

今回のスペシャルは、卓三の一番目の妻との息子・正弘が「くるりや」を訪ねてくるところから物語がスタート。久しぶりの再会、しかも突然の訪問で、ぎこちない空気が流れる父と息子。驚くアルバイト店員の須藤あかね(高畑充希)をよそに、正弘は「近々結婚するので、相手の女性と食事をして欲しい」と卓三に言う。

後日、「父親らしい振る舞いをするんですよ」とあかねに言われ、駄々をこねながらも食事会の場所に向かう卓三。正弘の婚約者・留美は明るく聡明でとても好印象だったが、留美の叔母・美奈子とは、食事会が進むにつれて不穏な空気が漂い始める。さらに、卓三の話した内容に美奈子が食って掛かり、二人はヒートアップ。初対面なのに言い合いのケンカに発展してしまう。

連続ドラマに引き続き、卓三の恋の相談役で蕎麦屋の店主・荒木を演じる小栗は「あいかわらず出来上がったチームでサクサクと撮影が進んで、快適な時間を過ごさせていただきました」と感想を述べ、「連ドラでやってた頃と同じように、何か悟った荒木が卓三に助言をするシーンは、今後の展開を予感させるようなシーンになっています。その辺りを見ていただければと思います」と見どころを明かした。

福士と鈴木のコメントは以下にて紹介する。

<撮影現場の雰囲気>
福士:楽しかったですね。芝居をする方の人数が少ないので、ある意味複雑ではないところにいられて楽しかったです。父親である鋼太郎さんとの微妙な距離感から少しずつ近づいていくという成長する感じも面白かったです。

鈴木:ホントにあっという間で、ようやく慣れてきた頃に撮影が終わってしまいました。映像のお仕事が久しぶりだったので最初は緊張しました。でも鋼太郎さんをはじめ、皆さん優しくて、撮影を楽しんでいる内に最終日を迎えました。

<吉田鋼太郎、そしてお互いの印象>
福士:鋼太郎さんは、まず柔らかい印象を受けました。現場にいてもスタッフさんに笑顔で話しかけている姿を見たり、人柄の良さというか人間力の大きさを感じました。杏ちゃんは共演が初めてだったのですが、スタンバイの時からとにかくナチュラルにいてくれるので、恋人役ということもあって自然と仲良くなれたと思います。飾らない少女のような印象でした。

鈴木:鋼太郎さんと久しぶりに一緒にお芝居できて楽しかったです。重厚なお芝居も好きなんですけど、コミカルなお芝居も大好きなので、それを間近で見ることができてとても得した気分です。相変わらずチャーミングな方だなと思いました。福士さんは、ご本人にもお伝えしたんですが、元々大ファンなので、お芝居をご一緒できるのがすごく嬉しくて、しかも婚約者という役なのでとても光栄に思っています。想像以上に明るくて気さくな方だったので、ゲラゲラ笑ってる内に終わってしまった感じです。またご一緒できたらいいなと思います。

<見どころ>
福士:大人の恋愛と、僕が演じる30歳代前後の恋愛の違い、これから始まる恋愛と、もういいわ、と去ってしまう恋愛、年齢によって違う、似たようで似ていない恋愛というところなど、見どころが盛りだくさんです。また、30歳前後の女性が仕事と家庭どっちを取るか悩む部分、そしてそれに対する彼氏の思いという部分は結構リアルで共感できる所かもしれませんね。あと鋼太郎さんが調子に乗ってしまう、勘違いしてしまう魅力というか面白さも見どころですね。ポジティブシンキングな男というのは魅力があるなと思いました(笑)。

鈴木:今回いつも片想いしてばかりの卓三さんが、今まで見せなかった父の顔を見せます。私もその撮影は見ていないので、いつもと違う卓三さんをご覧いただけるんじゃないかと、私も楽しみにしています。

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