池松壮亮が“ざわ…ざわ…”福本伸行の『銀と金』を実写ドラマ化

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俳優の池松壮亮が、2017年の1月にスタートする「土曜ドラマ24『銀と金』」(テレビ東京系列、毎週土曜24:20~)で、連続ドラマ初主演を務めることがわかった。

本作は、『カイジ』『アカギ』などギャンブル漫画の第一人者で、カリスマ的人気を誇る漫画家・福本伸行の『銀と金』が原作。福本作品が民放で連続ドラマ化するのは、今回が初。何事もうまくいかず、ギャンブルに逃げていた森田鉄雄(池松)が、“金がすべて”の裏社会を仕切る大物フィクサー・平井銀二に出会い、欲望に踊らされる悪の紳士たちを、経済的にも精神的にも粉砕し、多額の金を奪い取る、「悪」vs「悪」の「究極のマネーゲーム」を描いた魑魅魍魎の“ブラックエンターテインメントドラマ”となっている。

原作者の福本は、「『銀と金』は、麻雀漫画以外で、僕が初めて評価を得た漫画です。僕の漫画の中で、“銀と金が、一番好きだ”と言うファンの方によく会います。僕自身が、世の中に認められようとギラギラしていて……、その熱が籠められた作品だからかもしれません。今回、森田鉄雄役を池松さん。映画『紙の月』観てました! また、平井銀二役を、とあるいぶし銀俳優! 僕が是非に……と、推薦しました! この素晴らしい2人のタッグで、テレビドラマ化。僕の人生に、またひとつ僥倖が舞い降りました。ありがとうございます!」と喜びをあらわに。

そして、主演の池松は「原作のもつパワーに圧倒され、この度、連続ドラマ初主演という大役を務めさせていただくことになってしまいました。30分×12話という長い時間をかけて、まだ何者でもない森田鉄雄という男が何に絶望し、何に出会い、何を想い、何に挑むのか。ゆっくりと探していけたらと思っております。誰かに認めてもらいたい、誰かを見返したい、もっと、もっといけるはず、俺は何者なんだ。“ちょうど良さ”が主流となってしまったこの時代に逆らって、勝つか負けるか、1ヶ月半このチームで突っ走ってみようと思います」と意気込みを語っている。

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