『テニスの王子様』劇場版プロジェクト始動!許斐剛「期待を裏切ります」と自信たっぷり

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“ハッピーメディアクリエイター時々漫画家”の許斐剛(このみ たけし)が、10月16日に日本武道館にて開催されたイベント「テニプリフェスタ2016~合戦」にサプライズで登場。そこで『テニスの王子様』の劇場版プロジェクトを始動すると発表した。

「テニプリフェスタ」とは、アニメ『テニスの王子様』と、その続編『新テニスの王子様』に出演する豪華声優陣が登場し、キャラクターソングなどを披露するイベント。『テニスの王子様』は、許斐原作の大人気マンガで、1999年より「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載を開始、2001年よりテレビ東京系列にてアニメがスタートし、その後、ミュージカル、実写映画など、さまざまなジャンルでメディアミックスしながら人気を博してきた。

そのアニメプロジェクトの中で、現在約400タイトル800曲のキャラクターソングが発売されており、オリコンでも上位を記録するなど、楽曲も安定した人気を誇っている。今回のイベントでは、その800曲の中からファンの投票によって頂点(No.1)を決める楽曲の戦い「テニプリソング1/800曲(はっぴゃくぶんのオンリーワン)!」が実施された。

イベント終盤、すべての順位が発表され、主人公の越前リョーマ役・皆川順子が涙ながらに挨拶する中、突如流れ始めた音楽と共に許斐先生が登場。「今回は、お気に入りのキャラクターソングを少しでも多く聞いていただきたかったので、私自身の出演は辞退させていただいていたのですが……」と明かすも、「こんなに素晴らしいフェスタを作り上げてくれた皆さまとキャストのみんなに直接お礼を言わないとと思い、出てきちゃいました」とお茶目な笑顔を見せ、感謝を述べた。

そして「これからも唯一無二な道をひたすら突っ走って行きますので、応援よろしくお願いします」と、深々とお辞儀。キャスト・観客から温かな拍手が送られる中、またもや音楽が流れ始め、許斐先生が「サプラーイズ!」と宣言。この流れはキャスト陣にも知らされていなかったらしく、口々に「え? 何々?」と言い、混乱している様子。

会場がざわつく中、許斐先生は「熱いテニプリバトンをこのフェスタに繋げてくれたので、次に繋げないとね」と言い、「『テニスの王子様』劇場版プロジェクトが始動しました!」と発表。観客からは大歓声が上がり、キャスト陣も「嘘⁉ 本当にサプライズやんけ!」「本当に知らなかった!」と、大いに喜んでいた。

劇場版では「『テニスの王子様』と『新テニスの王子様』の間の空白の3ヶ月を描けたら良いなと思っています」という許斐先先生。「すごいものになると思います。期待を裏切りますので、楽しみにしていてください」と自信を見せていた。

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