市川海老蔵の石川五右衛門が「どう見てもバットマン」と話題

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10月14日よりスタートした、市川海老蔵主演の連続時代劇『石川五右衛門』(テレビ東京系列、毎週金曜20:00~)の第1話で、海老蔵演じる五右衛門が逃走するシーンが、まるで“バットマン”のようだとネットで話題となっている。

2009年に海老蔵主演で上演された歌舞伎『石川五右衛門』に潤色を加えて映像化する本作は、歌舞伎と同様、漫画『金田一少年の事件簿』『神の雫』の原作者・樹林伸が原作と脚本を担当。華麗な手口で盗みを働く石川五右衛門と、時の権力者・豊臣秀吉(國村隼)との対決を主軸に、秀吉の側室・茶々(比嘉愛未)とのロマンスなどが、ケレン味たっぷりに描かれる。

第1話で、側室である茶々のご機嫌取りをするため、秀吉は「十日で総金箔の五重の塔を造る」と豪語。秀吉の命を受けた前田玄以(榎木孝明)と石田三成(丸山智己)が建設の相談をしている様子を、盗賊姿の五右衛門と金蔵(前野朋哉)が天井裏から伺っていると、三成に気配を悟られ2人は取り囲まれてしまう。五右衛門は茶々を人質に取るが、そこで茶々は五右衛門が5年前に山中で襲われたところを助けてくれた忍び装束の男だと気付く。上手く追手をかいくぐり、屋根の上まで逃げ出した五右衛門は、黒く大きな翼を広げて、空を飛んで逃走した。

このシーンを見ていた視聴者は、Twitterなどで「空飛ぶシーンはどう見てもバットマン」「石川五右衛門を見ていたのに、どうやらバットマンだったようだ」「ものすごくバットマンでした」と口を揃えて語り、また「次、歌舞伎で『石川五右衛門』を演じる時、このバットマンを使ってほしい」など期待する声も挙がっていた。

さらに五右衛門は、豊臣の屋敷に捕らわれた女性たちを逃がす際も、注意をそらすために、五重の塔建設のための金箔を花火と共に夜空に打ち上げるなど、派手な逃走劇を披露。今後も、刺激的な演出が話題になりそうだ。

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